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2022年春、行きたい展覧会メモ

少しずつ暖かい日も増えてきて、春の訪れが遠くないことを実感している今日この頃。

オミクロン株は落ち着かない状況だが、せめて今春行きたい展覧会をピックアップしてみることにした。備忘録も兼ねて。

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ミロ展──日本を夢見て

新婚旅行でバルセロナを訪ねたとき、ムンジュイックの丘にあるミロ美術館が印象に残った。それまで僕はほとんどミロについて関心がなかったのだが、自由に絵筆をふるった作品たちに心を奪われた。国内では20年ぶりの大規模展ということで、何が何でも足を運びたいと思っている。

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ソール・スタインバーグ シニカルな現実世界の変換の試み

コロナ禍で、正論同士のぶつかり合いが増えている。その言葉は尤もだと頷けることもあるけれど、分断を招くばかりで辟易してしまう。だからこそスタインバーグの視点は新鮮に映るはず。世の中をどう見るかは、その人のアウトプットにも強く反映される。思考に、刺激がほしい。

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メトロポリタン美術館展 西洋絵画の500年

アートを体系立てて学ぶため、今年は美術検定3級に挑戦する予定だ。色々勉強していく中で、ルネサンス〜19世紀までの西洋絵画は絶対に外すことはできない。多少の知識を頭に入れた上で、実際に見る名画にどんな印象を持つのか。これほど貴重な機会もないだろう。

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妹島和世 + 西沢立衛 / SANAA 「環境と建築」

金沢の21世紀美術館を訪ねたとき、それまで全く経験したことのない居心地に心がときめいた。その建築を手掛けたのがSANAAだと知るのはもっと後のことだったけれど、今なお印象的な建築を国内外で披露するたび、あのときに似た「ときめき」が湧いてくる。展覧会は、4歳の息子を連れていきたい。

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黒川隆介NFT作品展

以前黒川さんの個展が原宿で開催されたとき、一貫した世界観に胸を突かれる思いがした。どうしたらそんな視点を持てるのだろう、どうしたらそんな言葉を紡げるのだろう。文学作品としてのNFTは国内初という点も興味深いが、仮想空間の中で彼の作品がどう見えるのかが楽しみである。

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前回のnoteで「行きたい」を表明した展覧会のうち、いちはらアート×ミックスと松江泰治 マキエタCCには行くことができた。今回挙げたうち、せめて3つは行けたらと思う。

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過去の「行きたい」メモはこちら。

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