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【初恋】初めて好きになれた人

今回は、忘れられない恋物語についてお話をしたいと思います。
こちらのテーマは心に残った小説や漫画や映画の記事紹介でも体験談であっても問題ない事なので、体験談をお伝えしたいと思います。

もう、20年以上もかなり昔の話になるので、そろそろこちらでお話してももう時効かもしれませんので、振り返ってみたいと思います。
私には、初めて好きになれた人がいました。何故好きになったのかは、わかりません。
ただずっと傍にいたかった人で、とても愛していた人でした。

でも、その男性は本当は「絶対に好きになってはいけない人」なんです。
理由は言えないんですが、好きになってはいけない人なのは確かでした。

その人は来るもの拒まず、来たら迎えてくれるというようなそんな不思議な雰囲気を持っている人でした。
今はもうその人がどうしているのかは、わかりません。

私はその時は学生でした。
男性経験が豊富だったというわけでもなく、その人からの気持ちも、恥ずかしくて無視をしてしまうようなそんな人間でした。
今思うと正直じゃなかったと思いますし、告白も私からはできませんでした。

先ほどもお伝えした通り、「絶対に好きになってはいけない人」だから、告白なんてして今の関係がなくなるのが怖いと当時は思っていました。

ただ、もっと傍にいたくてっていう、そんな矛盾な気持ちを感じていました。

今、その人ともしも会えても、多分よりを戻すこともできないでしょうし、時間が戻って仲良くなれることは、難しいと思っています。
あるトラブルというか事件が原因で、その人とはそっとお別れしました。

今は、もう遠い存在の人になってきています。

いえ、もしかしたら、どちらが悪かったかなんてもうわからないかもしれなくて、相手ももう私の存在は覚えていないか記憶の彼方かもしれません。

相手ももうきっと幸せになれて、私の知らない女性と一緒にいるかもしれません。
だから私は本当は、もう今は前に進みたいんです。

でも、まるでその人に「忘れないで」と言われているかのように、今でもよく夢に見てしまうんです。
楽しかった思い出、嬉しかった思い出、また会いたいと、傍にいたいと思わされる思い出が、夢となって現れてくるんです。
夢の内容はその頃のそういったよかった思い出ばかりで、楽しかったり嬉しかったりする思い出ばかりの夢を見ます。

なのに起きた時はベッドの上にいて
「あぁ、またあの頃の夢を見ちゃったな」
と、凄く落ち込むんですね。

酷い時は、起きて泣いた時もありました。

ずっと、その頃から立ち止まったままで辛くて、今でもその人は忘れることができない人です。
初恋と言えば聞こえはいいですが、私の場合色々あって良い思い出さえも心を蝕んで今でもその「よかった思い出」は「苦しい思い出」になってしまっています。

昔その人が好きだったものは今も置いてあるんですが、新たな思い出になってはいきました。
でも、それでも忘れられなくて、それなのにあの時、告白することができるほど大人でもなくて、想いは伝えずに終わりました。

元々良い曲なので、ただ聴いていることも多いですが、米津玄師の「lemon」という曲を聴くと、歌詞の中の「光」ではなくても、つい歌詞が合っていて時々思い出す時があります。

その忘れられない好きだった人の存在や思い出が忘れられないまま、毎回夢に出てきて泣きたくなることを、カウンセリングでお話しました。
前に進みたい。忘れたい。もう良かった思い出に蝕まれたくないとお伝えしました。
お話したのは今受けているカウンセリングの先生ではなくて、別の先生です。

その人に関する催眠療法を受けていましたが、受けている最中、涙が止まらなくなりました。
いつもその時は、心の中で「さよなら」と呟いています。

「もう良かった思い出や嬉しかった思い出で私を蝕まないで。お願いだからもう前に進ませて」

という気持ちになります。

今もその男性の夢を見ることはありますが、カウンセリングを受けてみて少しずつその人から離れていくことができている気がします。
その男性が誰なのかはお伝えはできないですし、詳しい事件やトラブルの詳細もお伝えはできないですが、今でも深く胸に刻まれているそんな人です。

ここまで読んで下さり、ありがとうございました。


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