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sense of wonder

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ちいさな人たちとの日常のつぶやき
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#言葉

たくさんの言葉に触れる

たくさんの言葉に触れる

ちいさなひとたちは
言葉を話すことができないときも
言葉をわかっているような表情をする

悲しいとき
寂しいとき

嬉しいとき
楽しいとき

わくわくするとき
どきどきするとき

どんな気持ちなのかと
大人の人たちが
言葉にすることで

ふと表情が変わっていく

いろんな言葉を聞いていく中で
そのときの気持ちに合う言葉
そのときの状況に合う言葉に
出会うことが

たくさんの言葉たちに
出会うとき

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絵本と言葉

絵本と言葉

ちいさな人たちは
絵本を見るのが大好きで

絵本に出てくる
色あい
言葉の響き
いろんな形
状況や場面

読んでくれる人の
声のリズム
言葉の届け方

声のトーン
大きさや高さ

誰かと一緒に絵本を見ることの楽しさ
一緒にその絵本の世界に入るおもしろさ

絵本を通して
人と人がつながる時間
言葉と言葉がつながる瞬間

ちいさな人たちは
絵本をまるごと暗記するように

言葉を音のように
つぶやいてみ

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言葉にすることから広がるもの

言葉にすることから広がるもの

ちいさな人たちは
初めは言葉を持たない

少しずつ少しずつ
言葉があることを理解して
どこかで覚えていって

ある日突然
言葉にする

何も知らないのに
話してみようとする
ちいさな人たちの
大きな可能性は

まわりの大人の人たちにも
大きな可能性を広げていく

言葉を話すということは
言葉じゃないことも話すということ

言葉があるところには
そこにある背景や
人と人の関係性
そのシチュエーション

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言葉を聴く

言葉を聴く

ちいさな人たちは
言葉を持たずに生まれてくる

少しずつ言葉を覚えて
使っていくうちに
言葉で話すことをできるようになる

言葉が話せないうちは
言葉が出てこないうちは

言葉を知らないこともなく
言葉を理解していないこともなく

きっと
生まれたときから
人の言葉を聴いている

ちいさな人たちの
言葉を聴いてみる

泣いているとき
怒っているとき

笑っているとき
楽しいとき

悲しくなっちゃっ

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絵本の世界には

絵本の世界には

ちいさな人たちは
絵本の世界が大好きで
繰り返し繰り返し
飽きずに絵本を楽しんでいる

もういっかい!ってリクエストされたり
文字は読めないのに
大人のように読み聞かせをしてくれたり

お気に入りのページは
ぼろぼろになるまで何回も開いて

ストーリーの展開は
覚えてしまっているのに
毎回わくわくした表情で
好きな場面になるのを待っている

言葉の持つリズム
言葉の雰囲気
言葉の音の響き

絵本に

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言葉を身につける

言葉を身につける

ちいさな人たちは
言葉がわからないまま生まれてくる

わからないけど
生活をしていく中で
周りの人たちの

表情
言葉
仕草
態度
出来事
シチュエーション

いろんなことを
見ながら
聞きながら
言葉をらしきものを覚えていく

覚えた言葉を
口から言葉のようなものを
発していくまで
どのくらい持っているんだろう

それから
言葉として発していく
そのきっかけは何だろう

その根底には
伝えたい思

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経験から言葉にする

経験から言葉にする

ちいさな人たちは
言葉を使って表現をするより
全身で気持ちを表現する
五感を使って
いろんなことを表現する

嬉しいときは
ぴょんぴょん跳ねて
目を輝かせる

悲しいときは
大きな声で泣きじゃくって
ちから一杯に叩いたりする

身体全体でそれを表現する

その中で
少しずつその表現にあった
感情の言葉を知っていく

この全身で表現できることが
身体の中で感情を感じていくことで

この時期があるから

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言葉にする気持ち

言葉にする気持ち

子どもたちにとって
言葉を使うということは
どんなことなんだろう

思いを他の人に伝えること

思いを伝えたいと感じること

思いを他の人と共有したいと思うこと

思いを自分の中で大切にしたいと思うこと

自分ではない他の人の存在が理解できて
他の人と自分が
言葉でつながることが
楽しくて
嬉しくて
幸せだと
感じることなのかもしれない

子どもたちが
言葉を使うことには
どんな意味を持つのだろう

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言葉にしてみる

言葉にしてみる

子どもたちは
心の状態に合う言葉がわからないときがあって

楽しい
楽しくない

それ以外の自分の気持ち

周りにいる大人の人が
子どものそのときの気持ちを言葉にすることで
腑に落ちた表情をするときがあります

おもちゃの取り合いで
泣いたり
怒ったりする中で

だめでしょ!と
止めるのではなく

そのときの気持ちを聞いてみる

どんな気持ちかな?
悲しかったの?
悔しかったの?
ぼくのだよって言

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