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「何かあったら言ってね」ほんとうの意味で優しいのか?

おはようございます。
ほっぺてんちょうです。

めちゃめちゃ久しぶりに
noteをかいております。

YouTube投稿も今年始めたのですが、
本業が忙しく‥とは言うものの
バランスを崩してしまい
力量をまったくわかってないw

今はstand.fmという音声媒体で
日々コツコツと発信しています。

接客・チームづくり・
コミュニケーションに関する内容なので
もしよければぜひm(_ _)m

https://stand.fm/channels/5f0fa0ab36e4dd5a2da58d46

さて、今日はよく聞く
「何かあったら言ってね」
についての話です。

■想像以上に言えない”相談”

春に新入社員さんや新スタッフ
ぞくぞくと入って
今は少し慣れたころではないでしょうか?

基本業務は覚えて
日々のルーティンであれば
指示なしで動けると思います。

そうなると先輩としては
「何か困ったら言ってね。」
こう言うことが多いと思います。

これは悪くはないんです。
決して、悪くはない。
ただ、その声がけはベストなのか?

これにきづいたのは店長時代、
「店長、相談があるんですが…」
そういわれ聞いてみると
もう元通りにはならない状態。

相手は相当怒っている、
関係修復は困難、
代替案もなし、
ひたすら謝るしかない・・・

そういう話を持ってこられたことがあります。

「もっと早く相談してよ!」
そう思いました。
ですが、本当にそうだったんでしょうか?

考えてみたら自分だって
『こんなことで相談していいのかな・・・』
そう思ったことがあります。

とある調査でも
「先輩や上司に相談できない」
という回答が90%という
データがあります。

そうなんです、
僕たちが思っている以上に
後輩たちは相談しにくいんです。

■どうすればいいのか?

これに対して
我々はどうすればいいのでしょうか?

言うまで聞き出す?
そんな強制的なことはできません。

言える関係まで待つ?
緊急で困っていることがあれば
その関係が間に合わなければ?

先輩上司として
”いつでも力になるよ”
という意味での
「困ったら言ってね」
これは言うべきです。

ただ、
『そのうち言ってくれるだろう』
それは想像以上に叶いません。

だって言いにくいんだもん。

なので声がけは必要です。
それプラス環境づくりが大切です。

普段から何気ない会話をする。
他社員から聞こえない場所を作る。
むしろ自分から相談してみる。
こうして相手が
『この人なら話してもいいかも』
と思わせることが大切です。

”思わせる”がポイントです。
「言いました。」ではだめなんです。
相手が『話しても大丈夫』と
”思わせる”ことが大切なんです。

”思わせる”ためには
どんな会話で
どんなシチュエーションで
どんなトーンで
どんなタイミングで
すべて仕掛けていくことが必要です。

相手目線に立って考えることです。
これは接客と同じですね。
伝わらなければどんなサービスも
ゴミと同じです。
価値はありません。

■先輩上司になっても相手に求めない

ついつい先輩や上司になると
『もっとこうしてほしい』
と求めがちです。

猛烈に理解できます。
僕も求めてしまい
イライラしてしまうので・・・
だってかわいい後輩ですもんね。

ただ、お互いがいい関係でいるために
僕たち先輩や上司がやれることは
想像以上に多いのです。

お互いのために、
今日どんな会話をします?

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