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うさぎ系女子になれなくて

甘え上手な女性を、うさぎ系女子というらしい
甘え下手な女性は、猛禽類女子か?

うさぎというより、人の懐にヌルッと入る
ウナギ系女子の間違いだったかな

もうすぐレオ氏の誕生日
「お誕生日、なにがいい?」
リクエストに応じてAmazonで注文した

素直に「これがいい」と言ってくれるのは助かる
うさぎ系男子だと思う

逆に、わたしは一切言わない
「とんでもないことです」
一旦は、敬語で丁重にお断りをする

誕生日は、人様に何かするのは平気でも
自分が戴くのは心理的に負担で
戴いた当日は喜びで舞い上がるが
翌日から胃が痛くなる

欲しいものは自分で買うし
仮に自分がお金を払って注文した品も
相手が作る手間暇を想像して
言わなきゃ良かったと後悔するのが大きい

自分のために何かを犠牲にされるのが苦手で
孤独の耐性が強化されているのではないか

相手が主役であるのは一向に構わないが
できるなら、わたしは端役か裏方がいい

大切な相手にこそ、相手を多く求め
わたしのことを見て欲しい
わたし自身も大事にされたいと願ったりするが
なんだか、それもなぁ

相手からなるだけ多くを搾取するワガママに感じて
相手を信用できないので、確信がないものへ
両手を広げる覚悟が困難だ

そもそも、人に甘える自分を想像したら
ただの不気味な生物にしか見えなくて

人は自分に自信があるから、他人へ甘えるのだろう人から嫌われない根拠はどこから発生するのか
甘え方の才能があって、計算が早いのか

人が甘えてくるのは、どうでもよくて
誰かに甘えるや頼るなどは『悪』にしか
思えないんだよね…分かるかな?

でも、人に甘えないと自分で思いながら
誰かに甘えて人様に迷惑かけているんだし
生きるって、1人が、孤独がラクだよ

学生時代の友人は自分が楽しく生きるため
彼氏を使い、依存し、自慢話にしていた
ダイヤモンドのカラット数が小さいと
道路に投げ捨て、無限に彼氏から奪い続ける

学業が多忙で、バイトに行けない日が続くと 
どれだけ甘えても許してくれる人を嗅ぎ取る
その才能が羨ましいとさえ思った

この先、恐らく特老ホームなどで
介護や医療のお世話になり、頼ることになるか
実家で人知れず、孤独死し片付けしてもらうか
「人に甘えるって、そこ⁈」