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と、テキトーなことを思う

ドラッグストアに行くと、殺虫剤や殺鼠剤が並び
「暑くなるんだな」季節の変わり目を品で迎える

それらをチラ見して
坂口安吾の「ラムネ氏のこと」が浮かんできた

先人が勇敢にフグやキノコを食してくれ、今があり
「どうせなら、猫が捕らえたネズミに食べさせて
みれば良かったのに」と、テキトーなことを思う

別に第五将軍・徳川綱吉じゃなくとも
古代から『生類憐みの令』があるじゃんって
東洋や西洋問わず、毒味係は人間の役目
ネズミじゃなけりゃ、お犬様やお猫様でもない

わたしは生まれてないから見てないけど
「史実にはない」と言われる
アウシュビッツや南京大虐殺も、実験には人間で
最初、猫に捕らわすネズミじゃない

なんやかんや理由を後付けにし
ネズミが「チュー」と鳴くより
人間の「ぎゃー」が快感なんだろうな

なんてことを思いながら
先人って賢いのか、アホなのか
現代人はそれ以下なのだから「参ったね」

って、棚に陳列された「ちゅーる」を片手に
レジへ向かった

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