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運を天に任すのは、いつだって

防災グッズに関して
真っ先に揃えたのは、猫の奈々用のもの

リードや洗濯物ネット、ウエットティッシュ
奈々用のカリカリやブランケットなど
実家に帰ってからは、一階と二階へ用意している
何があっても、この子はわたしが守る

人間が被災しても、行政は人間用の備蓄は確保し
提供されるだろうと踏んで
スマホや充電器、懐中電灯は用意し
最低限の飲み水は冷蔵庫に入れている

広島県は過去に幾度も水害に襲われ
わたしの実家がある地域は、平成30年に被災した

実家は高台の住宅地だが、避難所は
ペット連れを追い返すなどのトラブルがあり
母と弟は、犬を連れて別の避難所へ向かう途中に
車ごと流されてしまい
運良く見つけてくれた消防署員や消防団員に救助されて、助かった

これらの教訓から、避難所の軒先へ居られるよう
特に奈々の被災グッズだけは揃えた

奈々は、人間の食べ物を口にしない
決まったブランドのフードしか食べない
アレルギーがある人への配慮はする
分かりきったことは、先にしておく

防災関連の記事があれば、思い出し
ハザードマップを見てシミュレーションしている

予告のないものへは、出来得る限りの用意や
起こってからは、案ずるより産むが易しと考え
なるだけ後悔しないためのことはしているつもり

天災は忘れた頃にやって来る、避けられないから
避けられることは今のうちにやる
『物事は段取り八分』

運を天に任すのは、いつだって
やることをやった人間のセリフだと思っている