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思春期の男の子におすすめ絵本

少年の心は怪獣と好きな女の子でできている!!

少年のモヤモヤと純情がこういう世界観を
作ったのでしょう。


「トリゴラス」 長谷川集平


夜中に吹き荒れる風の音を
怪獣だと言う少年。
次々と妄想がわいてくる。

怪獣の名はトリゴラス。
秘密兵器は、トリゴラ・ガス。
町をめちゃくちゃにして暴れまわっています。

大好きなかおるちゃんも襲われる!危ない!

明るいヒーローものではなくて、

色は、全体的に暗く、不気味なトーン。
言葉は少なく、シンプル。

少年の内面世界が描かれている
らしいけど、

わかったようなわからないような。

とりあえず、

男の子が何をおいても真っ先に思い浮かべるのは
好きな女の子のことなんですね。

火野正平さん朗読。見事な動画がありました。




「さとりくん」五味太郎


こちらはもう少し幼い。
思春期の入り口に立ったくらいの男の子、女の子向き。

さとりくんは悟っている鳥です。

何事にも慌てません。動じません。悩みません。

周りの皆が雷に驚いたり、
落ち葉ではしゃいでたりしても
さとりくんは、

「ま、そんなこともあるんじゃない。」

っていつでもクールです。

そんなさとりくんも、
女の子に「かっこいい!」
と生まれて初めて言われて、
少しだけ動揺してしまうんですよ。

その辺りはまだ純粋なんですよね。


この絵本を5年生の読み聞かせで読んだことがあります。

ついこの前まで、無邪気にはしゃいでたくせに、
クールに振る舞って、大人みたいな顔をしたがる年頃。

「ようするに嫌なガキなんです。」

の文にクスッと笑ってくれました。


5年生は低学年のように「あ~面白かったぁ」と素直に口には出しませんが、
みんな満足げな笑顔。
教室の中がほっこりと温かい空気になりました。


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