著…竹内薫『体感する宇宙』
自宅に居ながらにして宇宙を体感しよう! という本。
宇宙は遥か彼方のものではなく、ごく身近なもの。
この本は、地球で日常生活を送りながらでも「超新星爆発」「無重力」「中性子星」「ダークマター」といった宇宙の仕組みを体感出来る、という本です。
例えば、
●「超新星爆発」
ストレスを溜め込み過ぎてしまった人が小さなきっかけで大爆発するのと近い
●「無重力」
無重力状態だと血液が足の方に引っ張られるということが無くなる。逆立ちをして頭に血が上り、頭が重くなるような感覚に近い
●「中性子星」
地球から夜空を見上げても、中性子星が人の目に見えることは無い。かつて大活躍したスターが引退して余生をひっそりと過ごすのと近い
●「ダークマター」
その存在が無ければ宇宙は成り立たないということが分かっているのにその全貌は明らかになっていない。舞台を支える裏方スタッフに近い
といったことが書かれています。
とってもユニークですよね。
この本の通りに考えると、わたしもキャパオーバーによるストレスで心が折れたことがあるので「超新星爆発」は経験済み。
また、子どもの頃はよく逆立ちをして頭が重くなる感覚を楽しんだので「無重力」は経験済みということになります。
わたしはスターだったこともなければスターを引退したことも無いので「中性子星」は未経験。
しかし、いつも仕事で裏方スタッフをやっているので「ダークマター」も経験済みということで良さそうです。
この本のように想像力を膨らませると、「宇宙」がグッと身近なものに思えてワクワクしますね。
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