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著…ツチノコノネコ『うちのコ! ねこ刺しゅう』

 リアルなタッチの美しい猫を刺しゅうする方法を紹介している本。

 図案は猫の正面の顔が多め。

 毛並みを表現する細かい作業が多いので、刺しゅう中級者以上向けだと思います。


 ●チャコペーパーを使った図案の写し方
 ●刺しゅう枠のはめ方
 ●基本となるステッチのやり方
 ●刺し始めと刺し終わり
 ●ブローチやピアスに仕立てる方法

 といったことを教えてくれるので、猫に限らず他のモチーフを刺繍したり小物にしたりする時も、この本が参考になります。

 また、この本で紹介されている、茶トラ、白黒、サビねこ、キジトラ、ハチワレ、三毛猫といった図案の中に、コーニッシュレックスも含まれているのが印象的です。

 わたしもこの品種が好きですが、こうして手芸の本に出てくるのは初めて見ました。

 もしかしたら著者の身近なところにコーニッシュレックスがいるのでしょうか?




 〈こういう方におすすめ〉
 「猫も刺しゅうも好き」という方。

 〈読書所要時間の目安〉
 ざっと目を通すだけなら30分くらい。
 実際に刺しゅうをするなら、一つの作品につき半日以上はかかると思います。

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