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著…ミニマリスト佐々木典士『ぼくたちに、もうモノは必要ない。増補版』

 著者は以前、マキシマリスト(最大限主義者)で、汚部屋住人で、自分と他人の人生を比較してもがき苦しんでいたそう。

 これは、そんな著者がミニマリスト(最小限主義者)になって如何に生きるのが楽になったかを綴った本。

 著者はこう言います。
 
 物が多過ぎるのは、やることが多すぎて「処理中」のアイコンがぐるぐるしているパソコンと同じ。

 パソコンの動作を軽くするためには、要らないデータや起動中のアプリを減らさなければならない、と。

 「物が多ければ便利な生活が出来る「物=自分の価値」というマキシマリストの考え方とは対照的ですよね。

 「余計な物が無いからこそ部屋の空間も自分の時間もマルチに使える」「物=自分ではなく、自分=自分」というのがミニマリストの考え方。

 この本を、部屋の片付けや収納が苦手な方にもおすすめしたいです。

 物が少なければ「片付け」「収納」が最低限で済むのですから、目から鱗です。



 〈こういう方におすすめ〉
 部屋の片付けや収納が苦手な方。

 〈読書所要時間の目安〉
 1時間くらい。

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