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著…ROLAND『俺か、俺以外か。ローランドという生き方』

「自分の人生。一度きりの人生。主役である自分がステージを降りてどうするのだ!」
(単行本版P173から引用)

 というROLANDさんの言葉が、雷のようにわたしの心を貫きました。

 わたしは自分の人生をエキストラとして生きてきたので。

 子どもの頃から色々あって周囲の機嫌をうかがいながら育ったことにより、自尊心が非常に低い人間に仕上がってしまったのです。

 だから、自分の人生は自分のもの、という本来当たり前であるはずの言葉が、まるで初めて出会った言語であるかのように新鮮。

 そうか、自分の人生の主役は親じゃなくて自分だったんだ…!

 と、目から分厚い鱗がポロッと綺麗に取れたような衝撃を受けました。

 わたしもROLANDさんのように「自分」というブレない軸を持ちたいです。

 そして、わたしも「自分が大好き」と言えるようになりたい。

 また、

「100人が100人ダメと言っても、その100人全員が間違えているかもしれないじゃないか」
(単行本版P54から引用)
「ジャージばかり着ていたら、ジャージが似合う人間になっていく」
(単行本版P96から引用)
「先の見えない人生が怖いって? 俺は先が見えてしまった人生のほうがよっぽど怖いね!」
(単行本版P198から引用)

 といった名言にも痺れました。

 ROLANDさんはその派手な見た目やビッグマウスばかりが注目されがちですが、その言葉の一つ一つには実感がこもっており、自分で自分をブランディングする能力の凄まじい方だと思います。

 まさに唯一無二。

 わたしは落ち込んだ時よくこの本を本棚から引っ張り出して読んでいます。

 この本を読むと、自分でも不思議なくらいやる気が出てきます。

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