監修…永山久夫 料理制作…松村眞由子『からだが元気になる にんにくレシピ』
にんにく好きによるにんにく好きのための本。
この本からにんにくの匂いがしてきそうなくらい、にんにく尽くし。
魅力的なレシピが沢山載っています。
蒸しキャベツのにんにくラー油&みそ。
トマトとポテトのガーリック炒め。
バーニャカウダ。
にんにくチャーハン。
和風ステーキのにんにくソース。
鶏肉のカチャトーラ。
豚肉とごぼうのにんにく風味煮。
スタミナ豚汁。
揚げあじのハーブマリネ。
あさりとミニトマトのパスタ。
殻つき甘えびのガーリック揚げ。
揚げ出し豆腐のにんにくラー油かけ。
卵とにんにくの香ばしスープ。
…と、気になったレシピをメモしていたら腱鞘炎になりそうになりました。
名前を見ただけでお腹が空くメニューばかり。
どうしてこう、にんにくを使った料理って食欲をそそるんでしょう?
わたしは常々「にんにく料理ってせっかく美味しいのに、匂いのせいで毎日は食べられないなあ…。土日に予定の無い金曜の夜しか食べられない…。口の中もだけど、手に匂いがつくとなかなか取れないし…。臭くないにんにくが開発されたらいいのに…」と思っていたのですが、この本によると、このにんにくの匂いのもとにこそ薬効があるそうです。
にんにくを傷つけると、にんにくの中で眠っていたアリイナーゼという酵素が目覚めてアリインというアミノ酸に働きかけ、アリシンという猛烈な匂いを放つ物質を発生させます。
このアリシンが細菌を撃退する力を持っているため、人間がにんにくを食べると免疫力が高まったり血行が良くなるのだそう。
また、にんにくに含まれるスコルジニンという成分は新陳代謝を良くしてホルモン系を活性化するため、美肌効果もあるそうです。
これはもう、食べるっきゃない!
…でも、匂いが…。
と気になる方におすすめの調理法として、にんにくを切らずに丸ごと焼いたり煮たりして加熱する方法が載っています。
アリイナーゼの働きが熱によって失われることにより、アリシンの発生を抑えることができるのだそう。
にんにくの匂い消しには、牛乳、林檎、黒砂糖、ジャスミン茶、コーヒー、豆腐の入ったとろろ昆布汁がおすすめなのだそう。
周りの人に「ウッ! この人にんにく食べたな…!」と迷惑をかけないように、上手ににんにくパワーを取り入れていきたいです。
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