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著…吉原珠央『その言い方は「失礼」です!』

 人に「やつれている」と言うのは「あなたは老けて見える」と言っているも同然なので、「最近お変わりはございませんか?」と言い換える。

 「かわいそう」と言うのは勝手に相手を不幸だと決めつけているも同然なので、「とても辛かったでしょう」と言い換える。

 といった話し方を工夫する大切さや、プライベートなことをずけずけ質問することの無神経さ、周りの人に配慮した立ち振る舞いの仕方等について書かれた本です。


 わたしは特に、

 〝ファミリーレストランで注文するとき、「和風ハンバーグ」とだけいう人〟
(P41から引用)

 という身近にいる失礼な人の例に「いるよね!」と頷きました。

 そういう人って、なぜ「〜をお願いします」という言い方が出来ないのでしょうか?

 店員さんは奴隷ではないのに。

 また、わたしは「〜でいいです」と言う人も気になります…。

 どうして「〜がいいです」と言えないのでしょう…?

 「〜でいいです」だと、本当は別のものがいいのに我慢しているようなニュアンスを感じてしまいます。

 「で」と「が」はたった一文字ですが、印象が全く違いますよね。

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