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著…美輪明宏『人生学校虎の巻』

 人生の様々な悩みについて、美輪さんがビシッ! バシッ! ズバッ! とアドバイスしていく本。

 わたしは相変わらず片想いに悩む日々なので、

 「あなたは、品物の仕入れをなにもしないで、しなびたせんべいと古びたキャラメルニ、三個だけ店において、客がこないと嘆いている駄菓子屋のおばあさんと同じです」
(P21から引用)

 という言葉が、グサーッ!と刺さりました。

 正論だからこそ大ダメージ!

 クリティカルヒット!

 …でも、そうですよね。

 何の努力もしていないのに良いことが起きるはずはありません。

 「姿や形ではなく、生活、日常のふるまいが美しくて初めて美しい人になるのです」
(P16から引用)
 「いまのうちに、あらゆる教養を身につけておけば、これから世の中どこへ出て行っても尊敬されます。そしてなにより、自分が好きになれますし、自信がもてるから堂々とした存在感を手に入れることができるのです」
(P16から引用)
 「ただ努力するかしないかだけの問題です」
(P149から引用)

 といった美輪さんの言葉や、

 中国の思想家・孟子が都で勉強している途中、母恋しさに家に帰って来てしまい、その時に孟子のお母さんが言ったという、

 「見てごらん。この布は帯にもならないし、かといって着物にもならない中途半端な布なんだよ。いまおまえが勉強をやめて帰ってきたら、この布と同じ、なんの使いようもない中途半端な人間になってしまう。だから今すぐ戻りなさい」
(P163から引用)

 といった言葉も、この本の読者を叱咤激励してくれます。

 わたしもこの本の内容を励みにして、自分を磨いて磨いて磨き抜かねば…!

 魅力的な人間になるんだ…!

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