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Photo by
voice_watanabe
編著…鹿島茂『宮家の時代 セピア色の皇族アルバム』
今は皇族の方々が少ない時代。
それを理由とする様々な問題が起きています。
だから「旧皇族の方に皇籍復帰していただくことは出来ないのか?」という議論もよく出てきます。
それでわたしは旧皇族の方に興味を持ち、この本を読んでみました。
元々はどのような方々がいらっしゃったのか紹介されています。
いわゆる「失われた宮家」の方々についてのページが特に興味深いです。
●秩父宮家
●高松宮家
●伏見宮家
●閑院宮家
●山階宮家
●梨本宮家
●北白川宮家
●東伏見宮家
●久邇宮家
●賀陽宮家
●竹田宮家
●朝香宮家
●東久邇宮家
●有栖川宮家
●華頂宮家
●小松宮家
各宮家の方々の写真とエピソードが添えられているので、その暮らしや人柄を想像しながら読むことが出来ます。
いかにも上品そうな方、なんだか物思いに耽っていそうな方、やんちゃそうな方もいて個性豊かな印象。
わたしは特に、東久邇宮稔彦王様のエピソードに目が釘付けになりました。
中でも、
「東久邇宮稔彦王が街の女占い師に手相を見てもらったときのこと。〝あなたはいつかかならず日本の総理大臣になる〟と断言された。東久邇宮が自分は日本の皇族で、皇族は政治家にはなれない規則になっていると答えると、女占い師は〝それはそうかもしれないがあなたは必ず総理大臣になる〟と言い張った」
というエピソードは強烈。
これ、後に的中しているんです!
この占い師さんはもうとっくにご存命ではないでしょうが、わたしもこの占い師さんのような超実力者に占って欲しいです!
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