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著…かずのすけ、白野実『美肌成分事典』

 シミ、シワ、たるみ、乾燥、毛穴といった肌の悩みを解決するためにはどんな成分が入った化粧品を選べば良いのか教えてくれる本です。

 化粧水や乳液などの成分構成の違い、クレンジング剤のタイプ別のメリット・デメリット、各成分がもたらす効果などがまとめられています。


 「高価だから効くだろう」とか、逆に「安いのでいいや」と適当に化粧品を選ぶのではなく、自分の肌に合うものを選ぶことが大切ですよね。

 「万人におすすめ!」という成分は存在せず、人それぞれ合う・合わないがありますし、人によってはアレルギー症状を引き起こす成分もありますから。

 良かれと思って塗った化粧品のせいでかえって肌が荒れてしまったら意味がないですよね…。

 また、「なぜその肌悩みが起きているのか」という原因を究明しないと、いくら高価な化粧品を使っても、根本的な解決にはなりません。

 例えば、日中に屋外で長時間過ごすのに日焼け止めを全く塗らず帽子も被らずサングラスもかけない人が、自宅で夜寝る前に美白美容液を塗り、「ちっともシミが消えない! この美白美容液、効かないわ。悪い口コミを書いてやろう」とイラついていたらおかしいですよね?

 日焼け対策をせず、無防備な状態で紫外線を浴び続けていたら、どんなに優秀な化粧品を使っても新しいシミが出来るのは当たり前。

 それと似たような感じで、まず悩みの根本的な原因を知ることが大切ですよね。

 だから、わたしはこれからこの本を読む方にはまず「Part5 肌の悩み・トラブル別 化粧品成分の選び方」から読むのをおすすめします。

 自分の肌がどんな状態なのか向き合うきっかけになると思います。



 〈こういう方におすすめ〉
 綺麗なお肌になるためのヒントを探している方。

 〈読書所要時間の目安〉
 1時間前後くらい。

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