著…廣橋猛『素敵なご臨終 後悔しない、大切な人の送りかた』
人はいつか必ず死にます。
誰もが身近な人の衰弱していく姿を見ることになります。
また、自分も遅かれ早かれその立場になります。
この本には、死んでいく人の苦痛を緩和する方法が書かれています。
わたしの身近にもガン終末期の方がいますので、特に、
●会って、声をかけて、体をゆっくりさすってあげるだけでも苦痛が和らぐ。
●思い出の地へ連れて行ってあげる。
●「もっと頑張って食べて!」などと励ますとかえって辛いので、「頑張って食べているね」と労い、量より質と考えて、美味しい食事をあげる。
●どのような治療を受け、どこで過ごすか、延命処置を希望するか、といった「死に方」について事前に話し合い、納得出来る形で最期まで過ごせるようにする。
といった記述が参考になりました。
死にゆく人の苦しみは人それぞれ。
だから、苦しみを「理解する」ことは難しいです。
しかし、「理解しようとする」ことや「出来る限り和らげようとする」ことは出来ると思います。
わたしもわたしに出来ることをやりたいです。
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