著…青木和子『青木和子の刺しゅう 散歩の手帖』
土手や公園の隅や線路の脇でよく見かけますよね。
つくし、菜の花、たんぽぽ、すみれといった草花たちを。
そのそばで生きている、蜂、蝶、てんとう虫、蟻といった虫たちを。
それらを見つめている、カラス、スズメ、ヒヨドリといった鳥たちを。
この本は、そういう小さな命たちを刺繍にしてまとめた本です。
この本を読んでいると、まるで自分がのんびりお散歩をしている途中でふと生き物の気配を感じて立ち止まり、気ままにスケッチをしているかのような気分になれます。
どの作品もナチュラルテイストだけれど、どこかコミカルな面白みもあるので好きです。
へびいちご、あじさい、ひまわり、イチョウ、やどり木といった作品を通して四季の移ろいを感じ取れるのも素敵。
巻末には図案も載っているのでワクワクします。
わたしはまだまだ初心者レベルですが、いつかこういう刺繍が出来るようになったらいいなあ、と新たな目標が増えました。
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