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著…カール・ラガーフェルド 訳…中野勉『カール・ラガーフェルドの言葉』

 こんばんは。

 「自宅を書店や図書館のように本でいっぱいにしたい!」という夢をお持ちの方におすすめの本をご紹介します。

 この本の著者はまさにその夢を叶えた人だからです。

 故カール・ラガーフェルド氏は、CHANELやFENDIを含む複数の有名ブランドのデザイナーをつとめたことや、ご自身がファッションアイコンになったことでも世界的に有名ですが、非常に…というかもはや異常に多くの本を読んだ読書家としても知られています。

 わたしはまだせいぜい1万冊程度しか読んでいないので、彼の読書量の領域に到達するには少なくともあと50年くらいかかりそうですが、

「本というのは表紙のあるドラッグで、いくらやったって過剰摂取にはならない。わたしは本の犠牲者だ。そうであることが幸せだ」
(P142から引用)

 という彼の言葉にとても共感!

 わたしは彼の自宅内の様子をドキュメンタリーなどで観たことがあるのですが、これは高級ホテル?それとも美術館?とウットリするような超お洒落な家の中にギッシリミッチリこれでもかと大量の本が収蔵されていました。

 しかも、乱雑にではなく、規則性があって美しい陳列。

 その蔵書数は、なんと少なくとも30万冊以上とも言われています!

 わたしが普段通っている図書館の蔵書数より遥かに多いです。

 そんなに沢山の本が自宅にあるなんて羨ましい…。

 自宅がそのまま巨大図書館になりそう…。

 しかもその30万冊以上を所有していただけではなくちゃんと読破したというのですから驚き。

 まるで都市伝説か神話みたいな実話!

「わたしは本なしでは生きられない。本のない部屋は死んでいるも同然だ」
(P143から引用)

 という言葉にも物凄く説得力を感じます。

 彼は残念ながらお亡くなりになってしまいましたが、もしかしたらまだまだ本を集めてどんどん読むおつもりだったかもしれませんね。

 天国にも本があって、彼が死後も読書に没頭出来ていることをわたしは祈ります。

 わたしも読書界の神の領域に少しでも近づけるよう精進いたします。

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