著…澤田誠『なぜ名前だけがでてこないのか 脳科学者が教える本当に正しい記憶力の鍛え方』
たとえば、学生時代の同級生にばったり会った時、相手は自分の名前を呼んでいるのに、自分は相手の名前を思い出せなくて困った経験はありませんか?
わたしはあります。
相手がどんな人で、自分と相手との間にどんなエピソードがあったかは思い出せるのに、名前だけが出てこない!
こちらから「苗字変わった?」と聞いみて、「今は〇〇 〇〇って名前になったよ」とフルネームを名乗ってくれる人ばかりではありません。
頼む、気を利かせて名刺を出しておくれ!
そうしたらフルネームが分かるから!
というこちらの心の声も虚しく、「…〇〇さん、もしかしてわたしの名前、思い出せない?」と苦笑いされた時の気まずさといったら…。
この本は、そんな現象が起きる理由についての本。
エピソード記憶と比べて、名前は意味記憶なので、覚えたとしてもうまく引き出しにくいのだそうです。
だから、なかなか思い出せなくても「わたし、もしかしたら認知症かしら…?」などと落ち込む必要はありません。
毎日や毎週のペースで会っている人の名前を忘れたなら問題ですが、ウン十年前に卒業したきり会っていない同級生の名前までいちいち覚えていたら脳味噌がパンクしそうですし、忘れても仕方ないですよね。
そう、決して意地悪で思い出さないのではないのです。
思い出せないだけなの!
この際、開き直ってしまいましょう!
そういえば、接客のプロや敏腕営業マンはお客様の顔も名前もずーっと覚えていられるそうですね。
わたしにはそれが不思議で仕方ありません。
プロフェッショナルって凄いですね。
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