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作・絵…ジミー〈幾米〉 訳…岸田登美子『Love Letters ラブレター』

 おはようございます。

 誰かに伝えたい気持ちがあるけれどまだ伝えられていない…という方におすすめの絵本をご紹介します。

 ラブレターを書く相手がいる人は幸せだな、と思わせる絵本です。

 人それぞれ愛の形は違うから、悲しかったり、切ない内容のものもあるけれど。

 手紙やメッセージカードを書くという行為そのものは相手の協力を必要としないから、片思いとも言えるけれど。

 ラブレターの宛先となる相手と巡り会えない人生よりは、ずっとずっと幸せでしょう。

「きっと私のほかにも夜空に向かって歌い続ける人がいる。だから私はひとりぼっちじゃない。永遠に会えなくても、あなたの気持ちは痛いほどわかるから」
(P13から引用)

 というメッセージには「まだ会えない友だちへ」というタイトルが付けられています。

 このタイトルにいつか誰かの名前が入り、いつか誰かに届くことをわたしも祈ります。

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