本屋余白、採用活動はじめます

※こちらの応募は締め切らせていただきました。たくさんのご応募ありがとうございました。
(2022年6月18日追記)

みなさんこんにちは。

今日は本屋余白から一つお知らせしたいことがあり、記事を書いています。

タイトルの通りですが…
私たち本屋余白の活動を一緒に前に進めてくれる方を探しています!

そもそも本屋余白って何?という方は以下の記事をご覧ください。

採用をすることにした理由

さて、少しなりとも私たちのことを知ってくださっている方は「なぜ、今?」と思われるかもしれません。
理由は主に2つあります。

①多賀がこの夏を区切りに本屋余白の活動を(いったん)休止すること
②本屋余白に新しい風を吹かせること

この2つについて簡単にお話しします。

①多賀がこの夏を区切りに本屋余白の活動を(いったん)休止すること

方向性の違いによる決別…ではありません(笑)。
今までの記事でもたびたび書いているのでご存知の方もいらっしゃると思いますが、多賀は今夏から1年間スウェーデンへ長期留学に行きます。

そもそも私たち本屋余白は多賀と小澤の2名でここまで切り盛りしてきました。
大学の授業、就活、インターン…いろいろある中で本屋余白を前に進めるのは、2人でも並大抵のことではありませんでした。
もしその戦力の半分を失ってしまえば、本屋余白を前に進めることはおろか、最低限の活動を続けることすら難しくなってしまうかもしれません。

ということで、少なくとも多賀が不在の期間中の新戦力がほしいという話になりました。

②本屋余白に新しい風を吹かせること

とはいえ、私たちはもちろん、ただ単に多賀の「穴埋め」をしてくれる人を探しているわけではありません。

小澤と多賀は本屋余白を立ち上げる以前からずっと活動を共にしており、大学に入学してから積んできた経験も近く、互いを熟知している仲です。
だからこそ一心同体で活動を続けて来れましたし、開店前後のドタバタした時期や、私たちの根幹を作り上げる時期はそんな阿吽の呼吸があったからこそ乗り切ることができました。

でも一方で、その阿吽の呼吸が私たちの活動の幅を狭めてしまうこともまた不可避でした。
そして、そんな知らず知らずのうちにはめてしまった足かせのために、本屋余白での活動に対して私たちがある部分で行き詰まりを感じているのも、また事実なのです。

私たちが求めているのは、私たちが私たちにはめてきたそんな足かせを壊してくれる人です。
もちろん、根本にある思いには共感していてほしいです。でも、根本にある思いを実現する面白い手段はきっと他にもたくさんあるはずです。また、今あるサービスの一つ一つのクオリティをもっと向上させることもできるでしょう。

本屋余白のお客様、活動に共感してくださる方はもちろん、本屋余白のそばを通り過ぎていく人も、いつか私たちに気づいてくれるかもしれない人も。皆にとってより良いものを生み出していけるよう、意志を持って本屋余白の屋台骨を担ってくれる方を探しています。

採用の概要

打って変わって、現実的なお話です。
前提として、採用要件は設定していますが、当てはまっていなくてもご興味のある方は遠慮なくご連絡ください。興味を持っていただけるだけでも嬉しいことですし、お話をする中で新たな関わり方も模索できるかもしれません。

募集人数

1-2人

募集期間

2022/6/7~2022/6/30
(応募状況によっては変動がございます)

募集要件

①余白の理想への理解と共感がいただけること
余白の理想について綴った記事はこちら。

完全な共感でなくとも構いません。ここは違うと思う、ということも含めて自分なりの意見を持ってほしいです。

②活動時間が確保できること
余白の半分を構成することになるわけなので、あまり活動時間が短いと不完全燃焼でお互いにとってハッピーでないと思います。
小澤と多賀も学業や就活と両立していますから、同じように日常生活の隙間時間を割いていただくので構いません。また、週何時間は最低活動してほしい、というのもございません。
ただ、本屋余白の中心メンバーとして一定の時間を割くつもりではいていただきたいです。

③デザインやクリエイティブに興味があること(または経験があること)
実務的な話です。
多賀が今まで余白のクリエイティブ(Instagramの投稿やHPのデザインの作成など)を主に担っていたため、それらの業務を代わりに進めてくれると大変嬉しいです。
今までにそういった経験があれば最高ですが、経験がなくても興味さえあれば構いません。最初のうちは多賀がしっかりサポートします。

④余白を前に進めていこうというモチベーションがあること
前述の通り、私たちが求めているのは単なる穴埋めではありません。もちろん日常の業務をこなしてくれるだけでも大変ありがたいですが、それだけではいつか飽きてしまうと思います。
だから、現状の余白に対して「もっとこうしたい」「こうであればいいのに」という思いを持っていて、それを実現しようというモチベーションを持っていていただきたいです。
とはいえ、最初から明確な意志を持てることもそうはないと思うので、まずはお話しさせてください。余白のことをより深く知っていただく中で自分がやりたいことが見えてくれば良いなと思います。

⑤余白の活動のネガティブな側面や曖昧な側面にも理解がいただけること
小澤と多賀は一枚岩ではないし、余白にどこまでも入れ込んでいるわけではありません。ときには意見が合わないこともあるし、このまま余白を続けていていいんだろうか、とか、今の余白に果たして意味はあるんだろうか、とか悩むことも結構頻繁にあります。
なので、新しく加わっていただいた方を常に力強く引っ張ることもできないと思います。
ただ、僕らも入ってくださる方も完璧な存在ではないことを前提に、そうした等身大の思いを共有し、等身大の姿を一緒に余白で表現していければ嬉しいです。
僕らにとって、本屋余白はもちろんお客様のための場ですが、それと同時に(ときにはそれ以上に)僕ら自身にとっての場でもあるのです。

応募方法

少しだけお話を聞いてみたいという方でも大歓迎です。
以下のGoogle Formをご提出ください。

また、メールやInstagarmのDMからのお問い合わせも受け付けております。

メールアドレス:

info@yohakubook.com

Instagram:
@honya_yohaku

最後に

正直、採用をさせていただくかどうかは私たちも大変悩みました。
気のおけない2人での活動が楽しかったというのもありますし、本当に私たちと一緒に本屋余白を前に進めたいと声をかけてくれる人がいるのだろうかという心配もありました。
お互い本屋余白の他にも大切なものがある中で、ここで店じまいをするのも悪くないのではないかとも考えました。

でも、今まで本屋余白に何らかの形で関わってくださった方ーー私たちの活動を応援してくださっている方、本を購入してくださったりおすすめしてくださった方、私たちから少しでも勇気をもらってくださった方ーーのことを考えたとき、そして、それら一つひとつの出会いを私たちで紡いできたことを考えたとき、まだ終わりたくない、と思いました。
本屋余白は、わずかでも確かに、誰かに何か大切なものを届けてきたと確信していますし、これからももっともっと誰かにとって大切な存在になっていけると思います。

私たちは、誰もが自分の心にわき上がる思いと、誰かの人生と自分の人生がまじわることの豊かさを大切にできるような、常に心のゆとりを持ち続けられる世界をつくることを目指します。

私たちは、「本を誰かにすすめたい」「誰かのおすすめを読みたい」そんな思いを実現することで、誰かの人生の物語が詰まった一冊の本を通して人と人がゆるやかにつながることができる場を作り出します。

私たちの理想と約束に違わぬよう、誰かと私たちの間で、本屋余白がもっとたくさんの豊かな交わりを生み出すような場所になっていってほしい。
それが、採用をすることにした背景にある思いです。

こうして新たな風を求める決断をしたからには、たくさんの方とお話ししてみたいです。
ご連絡をいただけるのを心待ちにしています。


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