【週にたったの2日】忙しい社会人がパルクールで身軽な体を手に入れた方法
はじめまして、本郷 竜也といいます。
まずは簡単な自己紹介をさせてください👇
茨城県でパルクールというスポーツを
13年実践しています。
現在はパルクールの講師をしたり、
パルクールの選手として活動しています。
近年、パルクールの知名度が上がったおかげで
『パルクールしてみたい!』
という声を僕の周りの方からよくいただきます。
ですが、全国的に見ると
パルクール教室の数はまだ少ないので
『何から練習すればいいのかわからない』
『忙しくてなかなか教室に通えない』
『遠いので教室に通うのが大変』
という悩みを抱えた方がたくさんいると思います。
結論から言うと、
体の使い方や、動作を本質的に理解すれば
パルクールは独学でも習得できます。
僕はパルクール歴13年のほとんどを
独学で練習しました。
僕がはじめたときは、パルクール教室が日本にほぼなかった
というのも独学だった理由です。
ですが、正しい体の使い方を理解するまでに
かなり時間がかかってしまったので、ケガも沢山しました。
もし効率的にパルクールを習得したいなら、
体の使い方から教えてくれる指導者に
教わるのが一番いいと思います。
①足音を出さないで動作をする
「走る」「跳ぶ(ジャンプする)」
この2つの動作を
できるだけ足音を出さずに行います。
足音を小さくするメリットは以下の3つです。
・着地時の衝撃を軽減できる
・地面を踏み込む力が高まる
・推進力や跳躍力を保つことができる
②基礎トレーニング
「レールバランス」「モンキーウォーク」
「キャット」
この3つのトレーニングのメリットは以下の2つです。
・自分の体重を支えるための筋力がつく
・重心移動や体幹が鍛えられる
③受け身
「ランディング」「ロール」
受け身には2種類あります。
ランディング=垂直方向に掛かる落下の勢いを、
両足と両手の4点を使って衝撃を軽減させる
ロール=推進力と落下によって発生した勢いを、
回転運動によって全身で衝撃を軽減させる
受け身を習得することで、
躓きやバランスを崩した際のケガのリスクを
最小限に抑えることができます。
④ジャンプ
「プレシジョン」「ランニングプレシジョン」
この2つの技の違いはこちらです。
プレシジョン=静止状態で目標地点に跳躍し、正確に着地する
ランニングプレシジョン=助走をして踏み切り地点から跳躍し、
目標地点に正確に着地する
つまり、止まった状態でジャンプ(プレシジョン)と、
走ってからジャンプ(ランニングプレシジョン)というイメージです。
このジャンプの練習により、
『なぜ着地で大きな音を出してはいけないのか』
を深く理解することができるはずです。
⑤乗り越える動作
「ステップヴォルト」
乗り越える動作は数多くありますが、
まずはステップヴォルトを練習して
重心の移動と地面を踏み込む感覚を理解します。
この技は乗り越えるためだけでなく、
手と足を使って重心をコントロールすることで
高所から安全に下りる時などにも活用できます。
①で紹介した、
『足音を出さないように動作する』
を実際にやってみましょう。
その場で上に向かって10回連続ジャンプして
すべて足音を出さずに着地してみてください。
..….…
『これ意外と難しいんです』
このトレーニングには、
「地面からの反発の活用」「衝撃吸収」
「接地」など、
パルクールに必要な身体操作のスキルが
たくさん詰まっています。
通勤中や日常生活で
階段を上り下りする際も、
足音ができるだけ出ないように意識してみてください。
パルクールの技はあくまでも、
体を効率的に動かすための手段
だということを理解する必要があります。
技の形の習得をゴールにせず、
体をどう動かせば効率的に力が伝わるのか
をしっかり考えながら練習することで
独学でもある程度パルクールを習得することが可能です。
僕は現在、
『パルクールをはじめてみたいけど近くに教室がない』
『忙しくてなかなか教室に通えない』
『身軽な体を習得して、日常生活をいきいきと過ごしたい』
このような悩みを持つ方のために、
いつ、どこにいても本質的なパルクールが学べる
情報発信をしています。
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