金弘明 Kim,Hongmyong

本を読んだり奈良や和歌山の山と峠をバイクで走ったり、大和川を自分の足で走っています。 …

金弘明 Kim,Hongmyong

本を読んだり奈良や和歌山の山と峠をバイクで走ったり、大和川を自分の足で走っています。 とは言ってもバイク歴は3年弱、ジョギング歴は5年と短いです。

最近の記事

国道わきの桃直売所で、美味しい大きな桃をサービスしてもらった話

4日目番外編 韓国バイク紀行 忠清北道 昨晩塊山のヤンムンさんの部屋で美味しい桃とチャメ(まくわうり)を部屋でいただいたせいか、今夜会う人への手土産に桃が漠然と思い浮かんだ。 国道の道路脇にあった桃直売所。軽自動車で簡易テントを張って老夫婦がやっている。道路わきにそういう直売の軽自動車を何度か見かける。 さておばさんの話はなまりと乱暴な口調な感じもあってさっぱり聞き取れない。自分の韓国語に自信をなくす時だ。 直売所は基本箱売りだ。でも私はそれでは多すぎるし一つ一つの大き

    • 4日目 韓国バイク紀行 槐山 南漢山城 ソウル仁寺洞

      4日目 8月13日(火) 槐山(괴산ケサン)→南漢山城(남한산성ナマンサンソン)→ソウル仁寺洞(서울 인사동 インサドン) 159㎞ 今回の旅行ではじめて前日の夜に予定を立てた。ソウルで友人と会うことにした。 朝のうちにairbnbで部屋を探す。 慣れ親しんだ市内中心部鐘閣駅のそば、5000円台で個室内にトイレ・シャワー付きだ。写真を見ると玄関前にバイクを停めれそうだ。すぐに申し込み返事を待つ。 ※airbnbは申し込んで直ぐに予約が成立ではなく、オーナーが承認してから確定

      • 3日目 韓国バイク紀行 南原 報恩 俗離山 槐山

        3日目 8月12(月) 南原ナムォン 雑学多識잡학다식(パン屋) 俗離山 報恩ポウン マルティジェ(峠) ピバンリョン(峠)  槐山ケサン 263㎞ 朝はネットで探して近くのパン屋、雑学多識잡학다식へ。 こだわりのパン屋なのにものすごいサービスをしてもらった。買ったパンはひとつなのに4つもおまけをくれた。おじさん(私)が日本からバイクで来ただけなのに。ありがたい。 南原(ナムォン)のゲストハウスは名残惜しかったが別れを告げて北に向かう。 今日の大まかな計画は俗離山の西、

        • 南原(ナムォン)のこだわりのパン屋で大サービスをしてもらった話

          3日目番外編 韓国バイク紀行 南原ナムォン 前日は春香伝で知られる南原に泊まる。 今朝、パンでも食べるかとネットで調べて近くのパン屋へ。なかなかのこだわり。成分表もそれぞれに細かく書いてあるし、店構えも店の中も店主の大きな声も風貌がこだわってるそんな雰囲気。値段だってそこそこする。 ナッツ類のいっぱい入ったゴルゴンゾーラチーズのパンを一つ買う。 レジで店主と話をしていたら私のどこを気に入ってくれたか「店にあるパンを1つ選んでくれ、プレゼントだ」という。 高いもの選んだらあれ

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          2日目 韓国バイク紀行 釜山 晋州 智異山 南原

          2024年8月11日(日) 2日目 釜山プサン 晋州チンジュ 智異山チリサン 南原ナムォン 256㎞ 朝食は船内でテンジャンチゲ。夕食よりも食べる人は少ないかな。 釜山に着く前にはるか向こうの雲の下に対馬が見えた。 船で到着するのは陸地が近づき、遠くに見えたものがはっきりと形を表してくる。旅情がある。 定刻通り到着するも日本からの車両持ち込み組はあれこれの手続きで9時半頃に釜山国際旅客ターミナルをあとにする。 さてどこに行くかは全く決めていなかった。 まずは北に向かうか

          2日目 韓国バイク紀行 釜山 晋州 智異山 南原

          1日目 韓国バイク紀行 大阪 下関

          2024年8月10日(土) 1日目 大阪 下関 583km 山陽道は初っ端から渋滞が始まっていて、それでも朝早く(6時前)にでたので下関の乗船手続きには1時間半ほどの余裕があった。 松原IC入口から近畿自動車道で吹田に向かい、中国自動車道から神戸ジャンクションで山陽道へ。 しかしその後あちこちで事故渋滞が起こり始め到着予定時間がみるみるずれこみついにはほぼ間に合わないことがわかった。事故は実際にいくつか目にした。大事ないことを祈る。 昼食を取る必要があったけれど、どのS

          1日目 韓国バイク紀行 大阪 下関

          2月のこの日

          昔の職場の話はあまりしたくないけれど、この日が来ると思い出すことがある。 九段下に近いこともありこの日は一帯に交通規制が引かれ、道のあちこちに車止めが置かれ辻々に制服警官が立っていた。こんなにあるのかと思うくらいの数の街宣車の晴れ舞台だ。 白山通りと駿河台に挟まれた位置にあり、その日に抗議する市民団体たちがそこで集会を行い靖国に向かってデモ行進を行う出発点となっていた。 建物の前は裏通りと言った感じだが、そこに街宣車が列をなしてやってくる。とんでもない音量とスローガンと罵声を

          記憶の底に沈めてた高1時代の家出

          これがトラウマなのかどうかわからないけれど、高校1年のとき3か月家出していた。理由はないというか、思い出せない。とにかく家を出たかった。 同級生の新聞配達学生が誘ってくれて、近くの新聞配達所に住み込みの場所を見つけた。配達所の親父さんは脱サラしたばかりで仕事に慣れてない人で、寮なんかなく、借りてもらったアパートに転がり込んだ。問題は食事だ。トイレ・風呂・キッチンは部屋になく、食事はアパートの一階が大衆食堂で、そこで飯を食えという仕組みだった。ようは食べた分が給料から引かれるわ

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          ソウルの朴元淳(パク・ウォンスン)市長の自死とセクシャルハラスメントについて

          ソウル市長であった朴元淳(パク・ウォンスン)さんが自殺をしたことについて。 尊敬する韓国の友人(ユン・ソッキュ 윤석규 さん)が書いた文に、すべてではありませんが大変共感しました。本人の承諾を得て稚拙ながら翻訳して紹介します。 (以下翻訳文・原文は韓国語) 私は急進的フェミニストの言う「すべての男は潜在的性犯罪者である」という主張に共感する。この言葉を男性を非難して侮辱するものとは思わない。私は個人的に、日常生活の中で自分自身を警戒し省みる金言として受け入れる。 進化論による

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