1日目 韓国バイク紀行 大阪 下関
2024年8月10日(土)
1日目 大阪 下関 583km
山陽道は初っ端から渋滞が始まっていて、それでも朝早く(6時前)にでたので下関の乗船手続きには1時間半ほどの余裕があった。
松原IC入口から近畿自動車道で吹田に向かい、中国自動車道から神戸ジャンクションで山陽道へ。
しかしその後あちこちで事故渋滞が起こり始め到着予定時間がみるみるずれこみついにはほぼ間に合わないことがわかった。事故は実際にいくつか目にした。大事ないことを祈る。
昼食を取る必要があったけれど、どのSAも満車表示で下関に間に合うかどうかの焦りもあり、下関に着くまでは諦めた。
広島の沼田PAで約束をしていた随分(36年ぐらいらしい)お会いしていないバイカーでもある先輩に会うも、時間がなく2,3分の会話で終える。しかし暑さ対策の差し入れをたっぷりもらう。タンクに付けるバッグごと考えていたようだったけど、スチールでないので諦めた。私はそんな知識もなかったのと焦っていたのでそのときはよく理解できていなかった。
先輩は先に渋滞情報を仕入れていて山陽道は危ないので中国道へ縦貫でいくのはどうかとアドバイスを受ける。とは言っても私は道も知らないし判断できないと逡巡するのも織り込み済みだったようで「連れて行くよ」と大型バイクで先導してくれた。
これが大正解だった。距離は増えたが渋滞はまったくなく遅れるどころか手続き開始前に滑り込めた。山陽道は火災で通行止めも発生していて、そのまま進んでいれば行き場を失っていた。ありがたい。
考えてみるとその昔から先輩はバイクに乗っていた。
まさか私がバイクに乗ることになるとは思わなかったようだ。それどころかフェリーで韓国にわたるなんて、なんだか先輩なりに喜んでくれていたようだ。
バイクに乗りはじめて3年足らず。今まで独りでしか走ったことがない。はからずもそうではない初めての経験となった。思った以上に走りやすく排気量の違いに気を使ってくれていたようだ。言葉での会話は2,3分だったかもしれないが1時間近くバイクでコミュニケーションを取っていたかもしれない。
時間に間に合ったとはいえ、それでも大阪から9時間半近くはかかったのでヘトヘトや。
昼も食べる余裕がなかったので手続きを済ませてから、下関のスーパーで魚介とキムチのもずく酢というすばらしいもので小腹を満たす。しっかり食べると晩御飯食べられなくなるからちょうどよい。道路からの照り返しの強い日だっただけに、涼しいスーパーのイートインには助けられた。
さて車両を一時的に止める場所に見慣れた車がとまっていた。中国自動車道を抜きつ抜かれつした車だ。話をすると関東からの二人組の青年だった。やはり私と同じような判断をして山陽道から中国自動車道に切り替えたらしい。
車両持ち込みは先にいろいろ検査などもあるのだけれど、車両を停める階には大型トレーラーがほとんどで旅行での持ち込みはごく少数。ちなみに今回は日本旅行を終えた帰途につく車が2台と若い男性のハーレーダビッドソンの1台。日本からの持ち込みは私及び例の日本の若い男性2人組の車一台。どうやらもう一台も渡る予定だったらしいが時間までに到着できなかったようだ。
さて関釜フェリーでは二等客室でほぼ満員状態。他の部屋も同じだろうと思う。
乗船後まず風呂に行くも超満員。まあそれでも入るしかない。
夕食は船内レストランでキムチチゲ。持ち込んで食堂外で食べている人がほとんどだったけれど、まあ経験してみないとわからないからね。
各部屋にコンセントは少し。満室だと充電しにくいが、3口のタップを持っていったのでなんとかなった。
出航 下関港
バイクはスズキのジクサー250
免許は3年半前に取って購入したのは2年半前。ビギナーに毛の生えたぐらい。
カバンはバイクに取り付けたもの一つにあとは28Lのバックパック。
ナビゲーションは以前使っていたスマホにして現在のスマホからデザリング。日本国内ではグーグル。
普段は高速道路を使うことがないので大阪から下関までの長距離を一気に走ること自体が経験がない。
次のリンクは走行軌跡
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