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息子と私、それぞれの現在地。学校行き渋りトンネルの中。

こちらでも何度かお話ししている、小2息子が学校に行きたくない件。
現在地を、残しておこうとおもいます。

ちなみにこれまでの経緯は、このあたりの記事にございます。
宜しければ^^(古い順)




息子の現在地

まず、息子の状況。
少しずつですが、学校に行くようになって、居る時間が長くなってきました。

それでも、時々ぼそっと

「ママと帰りたいんだよなぁ〜」

「妹と遊ぶの楽しいのー」

と、言っています。

学校の様子、たとえば勉強の理解度、友達関係、先生との関係などを見ていても、学校が特別楽しくなくて嫌な場所、という印象は受けません。

むしろ、息子が途中で下校するとき、何人もの友達が「たいき、ばいばーい!」って言ってタッチしに来てくれるんです。母、嬉しくて涙出るよ。

だからたぶん、彼の中で、学校という居場所が「なんとなく楽しくない」という場所なんだろうなぁと思います。
別に行ってもいいけど、行かなくてもいい、みたいなそんな場所。

だったら、家に居たほうが自分の好きなこと出来るし、大好きなママも居るし、学校より家のほうが楽しいじゃん、居心地いいじゃんってなるのかなぁと、解釈しています。

ただこれは私の見解であって息子に根掘り葉掘り聞いた結果じゃないことは、お断りしておきます。


私の現在地


では、私はどうか。

息子が学校に居る時間が増える=2人きりの時間が減ったから、というのもありますが、一番辛かった時期は越えたと感じます。
そして、すこし前の自分よりも、視野が広がったと感じます。

視野が広がった。フリースクールを知ることができた


息子が夏休み明けから「学校に行きたくない」と4日連続で休んだ辺りから覚悟を決め、とにかくいろんな本を読んだり、ネットで検索したり、夫や友人、知人に相談したりしてきました。

そうして、様々な人の意見を吸収していく中で、私は今まで考えていた通り、子供の自発性を大切にした関わり方をしていきたいし、そういう環境を整えてあげたいという思いをさらに強くしました。

一方で、新しく知識にできたことがたくさんありました。

まず、一言で不登校といえど、家庭によって様々なケースがあって、それを支えているのは家庭内だけではなく、担任の先生や校長先生、スクールカウンセラー、保健室の先生、心理士の方など本当に多岐にわたるんだ、と改めて実感しました。

それにも関連しますが、私にとって大きな学びとなったのは、『身近に頼れるフリースクールがある』ことを知ったこと。

以前から公教育に疑問を感じて、オルタナティブスクールを調べてはいたけど、シュタイナー学園を調べるにとどまっていました。
他にも調べようにも選択肢が多すぎて、手を出せなかった、って感じ。

「フリースクール」についてはなんとなく『最後の砦』、自分の子供が行くことはないだろうと思い込み、なんとなく拒否感みたいなものも感じていたと思います。
それが今回息子のことがあったことをきっかけに、初めて調べてみたら、すごく子供に寄り添った関わりをしてくれる場所が、自転車で通える範囲に存在することを知りました。

そのおかげで、私は気持ちが落ち着きました。
ほっとしたんです。
この息子の問題を、私や家庭だけで解決しなくていいんだって、むしろそれじゃ息子も親も苦しいんだって、初めて知ることができました。


人間関係への感謝を実感

それからもう一つ、改めて私はいろんな人に支えてもらっていると実感したこと。

もちろん辛かったけど、辛い思いを少しずつ吐露したら、私が思った以上に周囲の人が慮ってくれて、優しい温かい言葉をかけてくれて、あぁ良い関係に囲まれているなぁ・・・と気づくことができました。

学校に行ってないことを話しても、頭ごなしに否定する人は、いままで本当に一人も居なかった。
「そんなときもあるよね」「息子くんのペースでね」って言ってくれたり、「honaさん大丈夫?」って私を気遣ってくれる方もいて。
私も、そういう言葉がけがスっとできる人間になるぞと心に誓いました。

そもそも、負の感情を出していくことが結構苦手なタイプだから、夫以外の人にそういう出力ができるようになってる!と気づくことができたと思います。



トンネルの先、光が見える・・・か。


まだまだトンネルの真ん中くらいに居る感覚ですが、すこしずつトンネルの先の光を感じている・・・ような気もします。
焦らない、焦らない。


では、今日はこの辺で。

最後までお読みいただきありがとうございました!



hona



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