子どもの主体性を育むために、私ができること。~発達170号を読んで~
こんにちは〜honaです!
今日はまた突然ですが、子どもの主体性を育むために私ができることは何だろう?と考えたことについて残したいと思います。
きっかけは、今週の勝間和代さんのメールマガジンが「主体的になる技術」というテーマだったこと。
「主体性を持って生きる」と言うのは、大人にとっても重要なテーマです。私はそれをすなわち「受動的になりすぎる時間を少なくする」ことだと思っています。
例えばテレビやスマホをただ流し見るだけの時間をなるべく少なくする。誰かに言われたことをやる時間を減らす。レストランやカフェに入ってメニューを選ぶ時に自分が何を食べたいかを考えて選ぶ。
そうして自分の行動をほんの少しずつ変えていくというイメージを持っています。
そして大人の場合は、読書や勉強また過去の受動的な時間を反省して、じゃあどう主体性を持とうかと考えることができると思うんですが、では子どもはどうでしょう?どうしたら主体性を、身に付けることができるのでしょうか。
ここで、最近また読み進めているミネルヴァ書房さんの季刊誌「発達170号」を参考にしていきたいと思います。
上記の本でも述べられていますが、私はこの主体性と言うのは、昨今よく論じられる非認知能力に関わることだと考えています。
東京大学大学院準教授の野澤さんがまとめてくださっている総論の中に、日本の保育・幼児教育実践での非認知能力を育む取り組み実践について紹介がありました。
そこで紹介された実践の中の1つに、主体性が挙げられていました。
つまり、やはり子どもが好奇心を持って自発的に、内的動機付けを持って遊びに取り組むことができるような環境の整備が、子供にとっては大事なんだなぁと言うことがわかりました。
これは先日、私が家庭版コーナー保育を目指してみたことにもつながっているような気がしていて、すごく納得しました。
実は、以下の記事であげた家庭版コーナー保育が成功していて、お母ちゃん地味に嬉しいのです。それはまた後日の記事にしたいと思っています(^^)
さらにもう一つ、その非認知能力を支える基盤についても記載がありました。それは「アタッチメント」です。
安全なアタッチメントとは、子供が怖い気持ちや不安な気持ちを経験したときに逃げ込める「安全な避難所」としての役割を果たし、さらに子供がそうした気持ちを立て直したら同じ大人を「安全基地」として再び遊びの世界に飛び込んで行けるそうです。
私自身、このアタッチメントと言うのは非常に重視すべきだと思っています。そして大人にも当てはまると思っていて、「心理的安全性」が保障された場所であれば、自分の能力を最大限に発揮することができると考えています。
子供は、いろんな行動をします。ときにはいたずらと思えるような大人が困ることだったり、 1つのことにこだわって泣き続けたり、、、大人が困り果てること、本当にありますよね。
彼らが何をしても何を言ってもいいと心を許してくれるような居場所を作ってあげることが、彼らの主体性や非認知能力を育む、とても大切な基盤になると思っています。
だから、私がこれから心がけたいのは、子ども達の日々の挑戦を認めてあげること。
子供たちにとっては、毎日が新しい。大人にとっては日々のルーティーンのことであっても、子供にとっては初めてやることだったり挑戦してみることだったりすると思います。
そして物事は何事も、1度で成功するなんて事は無い。何回も繰り返し試すことによって上手にできるようになるし新しい方法が考えられるようになる。何度も何度も試行錯誤試してみることで、それを学んでいく。
だから私は、子どもがそうやって自分で試して挑戦して失敗することを認めてあげること。そしていちいち感情的にならないこと。
それを日々繰り返していき、彼らの「安全基地」として機能して、能力を高める基盤を整えること。
それがいま、私にできることなのじゃないかなと思っています。
ここでまたコミットメントできたので、少しずつ実践していこうと思います✊。少しずつ、少しずつ。
お読みいただきありがとうございました!
hona
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