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『おうち美術館』、オープン!子どもがもっと、愛おしくなる。

きっかけは、Instagram でフォローさせて頂いてる方が紹介していたこと。

子どもの持って帰ってきた作品を、ぜーんぶ家に飾っちゃう!というアイデア。

実は、我が家でも、子どもたちの作品が眠っていました。
3月に子供たちが学校と幼稚園からそれぞれ持ち帰っていた1年間分の作品。
どうしようか迷っていたら何もできず、
4ヶ月間不織布の袋の中に入れられたまま、、、、(~_~;)ゴメンヨ

するとある日、突然夫が(また)リビングの模様替え、というか収納を変えることを思いつき、1人やり始めました。

その時、「この袋何?」と言われて、
あ〜子どもの去年の作品が入ってるんだよね〜どうしよう、、と。

その時、先述したアイデアを思いついて、子ども達に伝えてみました。

「これ全部飾って、おうち美術館にする?!」

すると、子ども達も楽しそうだと思ったのか食いついてくれて、

「やるー!!」

と言って、マスキングテープを片手に、リビングの壁と階段の壁に自分たちでどんどん貼ってくれました!

そしてあっという間に、おうち美術館が完成しました!!

床が散らかっていてすみません
階段もこの通り!




家がちょっと、あったかくなる


とりあえず始めてみたおうち美術館ですが、やってみてよかった点がたくさん!

まず一つ目。
いつものように家で過ごしているだけでも、なんだか家にぬくもりが増えたような、ちょっと家の温度が上がったような感覚になります。

我が家は1階がリビングで、2階に寝室や子供部屋があります。
階段を使って2階に上がる時、子どもたちの絵が、一段一段登っていくたび次々に目に入ってくると、心がすごく楽しくなり、自然と笑顔にさせてくれます。

じじばばが近所に住んでいるので、お家に呼んで作品をゆっくり見てもらうのもいいなぁ〜と思っています^^

子どもの成長に、気づく。ドキュメンテーションに似てる。


今回は、飾る作品が昨年度のもの。
飾っている昨年のものと、いま彼らが作っているものとを、比較することができます。

年少から年中に上がった娘の絵は、本当によく変化していることがわかります。

娘が描いたパパの絵を、時系列に並べてみます。

これが昨年5月に描いたもの。

続いてこれが、おそらく昨年の夏頃のもの。

そしてこれが、ここ数ヶ月のうちに描いたもの。

最初は顔の形があるけど、細かい部位がはっきりしていなかったのが、
だんだんと他者が見てもよく分かるように。
今年描いたものには、体や手、また表情もしっかりわかるように描けるようになっています!!


小学生になったばかりの息子の絵も、
こんな絵が描けるんだ?!と思わされるものが、いくつもありました。

その中でも私が気に入っているのが、こちらの絵。

運動会の、徒競走の様子のようです。

息子はあまり多くを語らないタイプ。
運動会についても、もちろん楽しそうに話してくれたけど、大盛り上がりする感じはなかったと記憶しています。

だけど、この絵をみたら、本当に楽しかったんだなって、分かった気がしました。
自分のことを大きく描いて、一緒に走ったお友達と、それを見ている私と夫も一緒に描いてくれました。
心が喜んでいたことを、画面全体を使って表現してくれたと思います。

学校教育では、どうしても「頭」を使った詰め込み教育が多い中、昨年度の担任の先生は、『子どもが自分の思いを持ち、他者に伝える』ことをすごく大切にしてくれていました。
その先生の関わりが、息子のこの作品にも現れていもoるんじゃないかなと思い、嬉しく思っています。

話はそれちゃうけど、どんな先生が担任になってくれるかって、子どもの育ちに本当に重要です…。


このように、おうち美術館を通して、他者や周囲の何かと比べるのではなく、子ども自身の過去と現在を比べて、その変化や成長を感じ、さらにそのことを子供と共有してコミュニケーションを取ることができたことに、すごく価値があると思います。

これは、保育の現場で最近注目されているドキュメンテーションに近い意味合いがあるかなと思います。

ドキュメンテーションは、イタリアのレッジョ・エミリアを発祥とする保育実践です。
ご興味のある方は是非調べてみてください(*^^*)


子どものことをもっと、新たな視点で考えられる


子どもの作品を見ていると、子どもと実際に接している時とはまた少し違う感覚になる気がします。

子供たちが作品を作り上げている時は、物理的には私の隣で作業しているとしても、実際には彼らは私の隣にいるというより、彼らの中の想像力の隣にいる、と感じます。

自分の中にあるイメージを、どの道具を使って、どんな色に、線に、形にして、白い画用紙に描いていくのか、、、
きっと彼らが今まで実際に体で心で感じたことが栄養となり、それぞれが消化して、体現してくれるのだと思っています。

この作品は何を考えて作ったのかなと、一つ一つの作品について考えていくと、
この時の思い出はすごく心に残っているんだなあとか、
お友達との関わりが楽しいんだなとか、
やっぱりパパとママの絵が多いなとか、
発見がたくさんあります。

すると、もっともっと自分の子供が愛しくなってきます


クレヨンなどで壁や家具が汚れないように注意!


このようにとても楽しくて心が温まるおうち美術館ですが、1つ注意点が。

それはクレヨンや絵の具などで、貼り付ける場所の壁や家具を汚さないように気をつけることです!!

特に小2息子はクレヨンで画面を塗り潰した作品が多くて、すると画用紙の表だけでなく裏側にも結構クレヨンが付いてて、、、💧

特にこのふたつは、クレヨンがベタベタだった…(^o^;)


「そ、それは、白い壁に貼らないでぇーーーー!黒くなるーーー!!」

って何度か叫びました(^◇^;)

あとは、片付けるタイミングが分からなくなりそうだなぁと、捨てるのが苦手な私はすでに危惧しております・・・。
まぁでも、我が家には片付けモンスター(夫)が居るので、大丈夫かな^^


作品を飾ってみて、本当に良かったです!!
おすすめです(≧∇≦)

同じようにやってみたことがある方、いますかー??

では、今日はこの辺で。

最後までお読みいただきありがとうございました!


hona


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