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1月第2週 今週の「本の話」 ベスト3!

3位★現代版“必殺”ここに誕生! 中山七里はなぜヒット作を連発できるのか。 『祝祭のハングマン』(中山 七里)

隔月で新作を刊行するという驚異の執筆ペースを誇る中山七里さん。新刊『祝祭のハングマン』は、法律では裁けない人間を司法に代わって裁く陰のヒーロー〈私刑執行人(ハングマン)〉の物語だ。その創作の秘密を著者が語る。


2位★村山由佳デビュー30周年記念作品『ある愛の寓話』刊行記念 村山由佳×馳星周トークイベントfrom軽井沢

1993年『天使の卵 エンジェルス・エッグ』で小説すばる新人賞を受賞し、作家デビューした村山由佳さん。

2023年1月にデビュー30周年記念作品として出版される『ある愛の寓話』(文藝春秋刊)には、捨てられた猫、恋人の犬、カエルのぬいぐるみ……言葉は伝わらなくても、主人公が愛してやまないものたちが登場し、恋愛文学の第一人者である村山さんが、ポストコロナ時代のエロティシズムを描ききりました。

作者の原点回帰にして、到達点ともいえる本書の刊行を記念し、作家の馳星周さんをお迎えしたオンライントークイベントを開催します。お互いに軽井沢に暮らし、片や猫たちを、片や犬たちをこよなく愛しながら、物語を紡ぎ続ける日々の暮らしとは!? 普段から親交のあるお二人の本音トークを軽井沢からお届けします。

参加者全員への特典プレゼントとして、『ある愛の寓話』にカバー装画と挿絵を寄せてくれた、イラストレーターのオカダミカさんによるオリジナルポストカード3枚組をお送りします(順次発送)。

トークイベントのお申し込みはこちらから


1位★原作・冲方丁、主演・山本耕史の時代劇「剣樹抄~光圀公と俺~」の再放送がスタート!

冲方丁さんの人気シリーズ「剣樹抄」をドラマ化した「剣樹抄~光圀公と俺~」が地上波再放送中です! 大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の三浦義村役でも話題になった山本耕史さんが若き日の水戸光圀を演じ、異能の才を持つ少年少女たちの集団「拾人衆」を率います。

冲方さんが撮影現場を訪問。見学したのは、火つけ犯を追う光圀が、町人に扮して風呂屋に出向くシーン。キャストたちの迫力の演技と作り込まれたセットを楽しみました。


●今週のポッドキャスト

【オールの小部屋】編集部員のゆかいな年末年始を赤裸々トーク!

日々、雑誌づくりに邁進しているオール讀物の編集部員5名だが、各々の私生活は厚いヴェールに包まれている。年末年始、部員たちはどこに出かけ、何を見、何を思い、どんな本を読んだのか!? ふだん明かされることのない部員のプライベートに迫る【オールの小部屋】新年特別版をお届けします!


【第99回「箱根駅伝」と『俺たちの箱根駅伝』を語り合う!】生島淳×EKIDEN News代表・西本武司

「週刊文春」で好評連載中の池井戸潤さん『俺たちの箱根駅伝』はいよいよ往路六区へと、突入します。そして、第99回『箱根駅伝』は、史上まれにみる名勝負となり、駒澤大学の優勝で幕を閉じました。日本唯一の陸上『雑談』専門チャンネル『Track Town JPN』(文化放送)の名物番組「潤の代わりに淳に訊く」のなかで、『俺たちの箱根駅伝』を熱烈に応援してくださっているスポーツライターの生島淳さんと、EKIDEN News代表の西本武司さんに、今年の箱根駅伝と、小説『俺たちの箱根駅伝』の魅力を語り合っていただきました。


【文學界presents文学への道】⑨文學界2月号の読みどころ

1月7日発売の文學界2月号の読みどころを丹羽編集長と波多野が紹介します。特集は「『力と交換様式』を読む」。柄谷行人さんの新著を大澤真幸、鹿島茂、佐藤優、東畑開人、渡邊英理の各氏が読み解きます。高瀬隼子さんの「うるさいこの音の全部」、町田康さんの「踊り警察」など創作も充実しています。


【著者が語る】「できる」を能力主義から取り戻す!『体はゆく』伊藤亜紗さんに聞く

「できなかったことができる」って何だろう? 障がいや病気を抱えた人の体の可能性を探究してきた美学者がはじめて挑んだ「できる」をめぐるメカニズム。楽器演奏からスポーツの習得まで、テクノロジーを介して見えてきた体の“奔放な”可能性とは――『体はゆく できるを科学する〈テクノロジー×身体〉』(文藝春秋)の著者・伊藤亜紗さんにお話をうかがいました。(BGM:MinamiHayato)



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