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ショパンコンクールの優勝者ブルース・リウさんのピアノを、尾高忠明さん指揮、N響のオケで_21年11月8日

ショパンコンクールの優勝者ブルース・リウさんのピアノを、尾高忠明さん指揮、N響のオケで聴いてきました!

リウさんの演奏は華やかで、まるで可憐な春の風が、オケの音という、ふくいくたる香りの中を駆け抜けていくようでした。

とくに「ピアノ協奏曲 第1番 ホ単調 作品11」第3楽章のあまりの美しさに涙がとめどなく溢れ、すべての細胞が深く安堵の呼吸をしたように感じました。

ショスタコーヴィチの交響曲にもイマジネーションが掻き立てられ、終始、深い安堵とともに興奮し続ける時間でした。

美しさに心を奪われて、嗚咽を堪えながらとめどなく涙を流すことほど、私の人生を豊かにすることはあるだろうか、としみじみ思います。

私の人生には、音楽があって本当によかった。

神様、感謝します。心から幸福です。

衣食が足り健康であるからこそ言えることですが、それらを得る糧となるのは、間違いなく芸術です。





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