![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/90483915/rectangle_large_type_2_e827c07fda368e051348b2e597e84f8a.jpeg?width=1200)
偶然が重なりサインをもらえました!_ドニゼッティのオペラ・ブッファ「愛の妙薬」_2018年3月24日
ドニゼッティのオペラ・ブッファ「愛の妙薬」を見てきました!
オペラ・ブッファとはイタリア語で「ふざけたオペラ」という意味。
「愛の妙薬」もドタバタの恋愛コメディでした。楽しくて軽やかで、まっすぐで切なく、美しい。
とくに、「人知れぬ涙」という切ないアリアでは、テノールの響きの美しさに涙があふれました。
アリアが始まる前に、空から手紙がはらはらと降ってくるのですが、大きく右へ揺れたかと思えば、大きく左へ。高くもなく、低くもなく、ただなかなか辿りつけない。その舞い方が絶妙で、あまりにも美しかった。
1枚目が大きく揺れながら、ゆっくりと舞台中央にいる主人公のもとに下ちてゆく様は、あたかも儚い心のうつろいのようで、たまりませんでした。
私はオペラを見ると、目と耳、言語野が感じる、あまりの美しさと心地よさに、いつのまにか腕が伸び、身体が揺れそうになります。そして、それは私だけではないようです。
「人知れぬ涙」の最後のほうで、隣りの席の見知らぬ紳士が思わず静かに手を動かして、曲の終わりと同時に、指揮者のように手をグッと結ぶのを見逃しませんでした。d(^v^)b
……そして、なんと、偶然が重なって、終演後にマエストロたちにお目にかかることができました! ある親切な方が導いてくださって、あろうことかサインまでいただけたのです。嬉しい!
![](https://assets.st-note.com/img/1669365937592-nUtQux0RsG.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1669365949697-02EdB9E2HZ.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1669365977747-KkIgF4Sbb6.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1669715619407-o08270tN1N.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1669715619615-wN9xTEV9cg.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1669365955748-QJ5N6hXMXl.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1669365961668-qMddGz0Mwt.jpg?width=1200)
【ききみみ日記】というマガジンを作り、ここ数年のオペラ・クラシック演奏会の感想を毎日UPしています。
直近の演奏会はもちろん、ここ数年のSNSへの投稿を遡りながら、微調整しています。 よろしければお越しいただけますとうれしいです。
(2022年10月10日開始)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?