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毎日使うのに設計を忘れてしまう場所とは… │家づくりの豆知識♯計画編

こんにちは!
LIFULL HOME’S 住まいの窓口です。

このシリーズでは、家づくりに関するちょっとしたお役立ち情報を「家づくりの豆知識」として、住まいの窓口アドバイザーのひと言解説とともにご紹介しています。

第3回となる今回のテーマは、家づくりの「計画」に関する豆知識です。



豆知識①:家づくりを進める中でのハードルは、「家族」

家を建てる際、意外と時間がかかりやすいのが家族の意見の集約。パパは趣味の部屋が欲しいし、ママは広くて開放的なキッチンを備えたい、子どもは…と、家族の分だけ要望があるものです。
全ての要望を予算内で、一つの家のカタチに集約するのは結構大変なこと。まずは自分たちがどんな暮らしをしたいか、家を建てたいと思ったときから家族で話し合いを始めるようにしてみましょう。

引用:【ホームズ】家を建てる前に知っておきたい50のトリビア㉓~㉛ 知ってトクする編 | 住まいのお役立ち情報(トリビア27)

💁‍♀️アドバイザーのワンポイント解説
家族間で要望を言い合うときは、できるだけ視覚的なもので共有するようにしましょう。例えば、「私はなるべくシンプルモダンな感じがいいな~」「いいねぇ。僕もそれは賛成だよ」と、一見成立したように思えるこのやり取り。しかし、あなたが思い描いているシンプルモダンのイメージと、相手が思い描いているシンプルモダンのイメージは、本当に完全一致しているでしょうか? もしかしたら大きくズレているかもしれません!こういったズレを防ぐためにも、イメージの共有はできるだけ雑誌やネットに出ている画像などを使うのがおすすめなのです。


豆知識②:毎日使うのに忘れることが多いのは「○○置き場」

意外と忘れがちなのが自転車置き場。だからといって家の前にただ置いただけでは風雨で傷みやすいし、盗難にも遭いやすくなります。またゴミ置き場も忘れがちな場所の一つ。
計画的に設計しておかないと、収集日までゴミがキッチンの隅などに置きっぱなしになり、臭いに苦しむことに。地域によってはゴミの分別が細かいところもあるので、そうした情報を早めに収集し、計画的に設置しましょう。

引用:【ホームズ】家を建てる前に知っておきたい50のトリビア ㉜~㊵知ってトクする編 | 住まいのお役立ち情報(トリビア33)

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豆知識③:生活して初めて気がつく失敗第1位は「コンセント」

家は3回建てないと満足できないといわれますが、実際に建てた人が「失敗したな」と思うのはどんなことなのでしょうか? 下のグラフのように、ダントツで多かったのがコンセントなどの配置です。

修正_3_グラフ

※5年以内に注文住宅を建てた首都圏在住の方300名に2017年2月調査(協力:マクロミル)

必要な場所に必要な数のコンセントを設けるには、まず使う家電をリストアップしてどこに置くか決めるとよいでしょう。また、照明のスイッチは生活動線に沿って設置すると便利なので、一日の行動を書き出して決めてみましょう。

引用:【ホームズ】家を建てる前に知っておきたい50のトリビア ㉜~㊵知ってトクする編 | 住まいのお役立ち情報(トリビア40)

💁‍♀️アドバイザーのワンポイント解説
第2位の「収納」にも注目してみましょう。収納の失敗例は実に様々。まず多いのが、収納スペースの不足です。スペースが足りずに居住空間にモノがあふれ出てしまう状態は想像がつきやすいと思います。一方で、収納を設ける位置で失敗してしまうケースも。居住空間を確保するために、床下収納や屋根裏収納を採用することがありますが、人によっては出し入れが苦痛でほとんど使っていない、なんてこともあるのです。収納は「なんとなく」でサイズや配置を決めず、10年後20年後の暮らしまで見据えて計画しましょう


豆知識④:建築中のひと手間が住み心地を決める

今後ずっとお付き合いしていくことになる近隣の人たちだけに、事前のあいさつは重要。「騒音などで迷惑を掛けます」などと一言あいさつしておくのがよいでしょう。
また施工会社に、工事現場でのコンセント位置などの確認がいつできるかを聞いておくことも大切。なぜなら、コンセントの他、照明の位置やスイッチなどは、図面で見るよりもある程度建物が建ってからの方が、生活をイメージしながら確認しやすいから。工事中ならたいていは無料で位置を変えられるので、完成後に変更するより圧倒的に費用が安くなるので、ぜひ忘れずに。

引用:【ホームズ】家を建てる前に知っておきたい50のトリビア㉓~㉛ 知ってトクする編 | 住まいのお役立ち情報(トリビア30)

💁‍♀️アドバイザーのワンポイント解説
家が人の手でつくられる以上、やはりその家を建てている職人さんたちへの気遣いや感謝も大事になってきます。建築現場を見学するときに「いつもありがとうございます」と声を掛けるだけでも、うれしく感じてより一層思いを込めて家づくりに励んでくれると思います。もちろん、何もなくてもしっかり仕事をするのがプロですが、人である以上、感情で動く部分は少なからずあります。機会があればコミュニケーションを取って、よりよい家を建ててもらいましょう!

ちょっとした工夫をしてみるだけで、完成後の満足度が上がり、住み心地もぐっとよくなります。ぜひ覚えておいてくださいね!


出典/LIFULL HOME’S 住まいのお役立ち情報「家を建てる前に知っておきたい50のトリビア」
編集/LIFULL HOME’S 住まいの窓口

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