見出し画像

29.HSS型HSPと自称するのは辞めようと思う


HSS型HSPと自称するのは辞めようと思う

自分のことが自分でわからず、何が好きで、何が得意で、何をしている時が幸せなのか、
本当にどうしていいかわからず、このnoteを始めました

自分の生きづらさの原因を考えていた際に、「HSS型HSP」という特性を知り、1つ自分のことを知る助けになりました

本来は、自分のことをカテゴライズして、自分は〇〇だからと自称する事が好きではないのですが、
同じ傾向のある方を探したり、自分の向き合ってきた軌跡が誰かの参考になればと思い、
「HSS型HSP」の傾向があると、自己紹介や記事の中で度々、自称してきました

今後も、記事を見つけるキーワードとして、ハッシュタグをつけていこうとは思いますが、
「HSS型HSP」と今後は自称するのは辞めようと思います

理由は、大きく2つあります

理由

1.自分の生きづらさの原因が分かったから

元々noteを始めたきっかけは、生きづらさを整理し、自分に合った環境を求める為です
自分はHSPである、HSPの傾向のあると、結論付ける事が目的ではありません

そういった傾向があるとわかり、では自分はこれからどうするかという事の方がよっぽど大事です

そして、自分の生きづらさの原因を整理して来て、

自分の個性でもあり、強みでもある
洞察力の高さが

・感受性の豊かさ(悪く言えば、情報の取捨選択が苦手な脳を持っていた)
・内向的(1人が好き)
・思慮深い(じっくり、ゆっくり、深く、多角的に考える)
・好奇心・探求心がとても強い
・自己表現するのがとても楽しい
という事に繋がっているという事でした

そして、これまで自分の置かれた環境が、
・考えるよりも暗記して、素早く回答することを求められる環境
・内向的よりも外向的であることが良いとされる環境
・どんなにきつくても我慢して、頑張らないといけない環境
・個性として認めてもらえず、欠点として矯正される環境
・変人扱いされる環境
・息抜きできる場所が無かった環境
・弱さがあっても良いと認めてもらえなかった環境
・1人でいることを寂しい者扱いされる環境
・考えている最中に、ぼうっとしていると勘違いされ、怒られる環境
・論理的な話し方は、ストレートで無礼とされる環境
・自己主張より、共感を求められる環境
・洞察して思考した深い考えを時に怖がられる事がある環境

という自分の個性と全く合わない環境や価値観にさらされてしまった為に、
自分を肯定できなくなり、

自分の中に間違った価値観、間違ったプライドが生まれ、
自己否定に繋がってしまったのだと思います

ただ、それだけです

常識や世間体に囚われず、

人と距離を取り、自分の心地の良い環境を整え、
自分の洞察力の高さを生かせる環境さえあれば、
生きづらさは解消出来るという簡単な話でした

自分がHSPかどうかなんて、正直どうでも良いのです

2.明確な定義無しに「HSPだから」という言い訳が蔓延していると感じるから

自己紹介では、HSS型HSP「の傾向がある」と書いていました

この場で書いている以外、家族にも、友人にも、誰一人として、自分のことをHSPと自称したことはありませんでした

それは、HSPという言葉は、心理学上の言葉で、定義がかなり曖昧だったからです

医学用語ではない為、病院へ行って診断されるというものではなく、
言ってしまえば、自称すればだれでも「HSP」になれます

皆と同じ事を良しとする日本では、平均値から少し外れると、
何かと大変と感じる事が誰しもあると思います

平均よりも、頭が悪くても、頭が良すぎても苦労するだろうし、
平均よりも、貧乏でも、超絶お金持ちでも苦労するだろうし、
平均よりも家柄が悪くても、良くても苦労するだろうし、

隣の芝生をいくら羨んでも、いざ自分がその状況になると、
違う苦労が生まれるということを自分の経験や、友人から学びました

自分の場合は、平均よりも繊細だったのだと思います

自分をカテゴライズして、周囲へ「自分はHPSだから」と
繊細・感受性が豊か or 否かで、壁を作ってしまう行為は、

分断を生じ、HSPの傾向が無い人を否定するような行為になると思い、
周りの人に「自分はHSPだ、わかって欲しい」と絶対に口外しませんでした

自分が苦痛とする大きな音や、多くの人と関わる事が得意で、
仕事として社会を回して下さる「私よりもあまり繊細ではない人」がいるから、自分でやらなくて済んでいます

誰かと長時間いる事が苦痛、大きな音が苦手、人混みが苦手と伝え、
体調が悪い時は今日は1人で休ませてと、ただ周囲へお願いをしているだけです

感受性豊かな面を生かせず苦しんでおり、解決のための手段として、
HSPの特性や、生きやすくなる方法を参考にするのは良いと思いますが、

HSPという言葉が一人歩きしてし、
最近HSPと自称しては、相手に歩み寄ること無く、
自分はHSPなんだから、周りは気を遣って当然だろうと、
自分の事だけわかって欲しい人をSNSを中心に見かけるようになりました

必要性はわかっていても、どうしても苦手で、
それを避ける方法や、他の人に代わってもらえないかと、
交渉したり、周りとコミュニケーションを取ることが欠如しているように自分には見受けられます

また、「HSPカウンセラー」、「HSPコーチング」、「HSPキャリアサポート」等、高額なビジネス商材のネタにされたり、
HSPの傾向で苦しんでいる人を弱みに付け込む信仰宗教も出て来ている、という話をも小耳に挟みました

実際に、note以外でも、HSPに関する投稿をした際、
「いいね」されたり、フォローされた人の中で、
ネットワークビジネスや、情報商材系で、少し怪しいと感じる人もちらほらいました

仮にHSS型HSPの傾向があったとして、
周囲の人に自称していないとしても、
ネット上でHSPと自称することは少し避けた方が良いかもしれないと最近感じることが増えて来た様に思います

今後について

引き続き、今後も感受性が強く、一人が好きで、内向的で、話すよりも考えることが好きな自分を生かす為に、
色々と調べたり、
考え方の整理をしたり、
生き方、働き方をどう変えるかについて、発信していきたいと思います

変えられない自分の前提条件に合わせて、
これからどう自分の環境を変え、
生きやすくするか

引き続き、よろしくお願いします

繊細さ/感受性の強さについて
勇気づけられた動画

Tedの動画で、繊細さについて発想の転換をしてくれる良い動画があった為、URLリンクを貼っておきます

また、HSPや繊細さに関する間違った通説について触れられており、
非常に興味深かったです

TED

The gentle power of highly sensitive people | Elena Herdieckerhoff | TEDxIHEParis


宜しければサポートお願いします。 頂いたサポートは、活動費として使わせていただきます!。