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3.自分の本当にやりたいことは何だろうか


やりたかったこと

大学では、化学を専攻していました
得意ではなかったのですが、美容・健康関連の成分に興味があったから

目に見えない世界で分子が動き回っている、日々私たちの体でエネルギーを生み出したり、熱を持ったり、
ちょっとした構造の違いで、毒性を持ったり、体へ良いものになったり

高校までの暗記化学と違って、非常に面白かったです

でも何故か、化学を直接職業にするという選択肢が浮かびませんでした

迷走しながら、化学分析のインターンへ行った際、
“繰り返し業務が多く、システムへ落とし込めるのでは?”
“人が行うよりも、機械がやったほうが正確なのでは?”

そう思い、そこからITへ興味を持ちました
非情報系だからこそ、お客さん目線で提案したい

それが当時、自分のやりたかったことです

就活を振り返って

周りが大学院へ進学し、研究室の推薦で楽に就活できる中で、あえて4卒で未経験のITへ進むことに、かなり不安がありました

もともと機械をいじったり、パソコンのアプリケーションを使いこなすのは好きでした
けれども、プログラミングなんてしたことが無く、
カタカナが苦手で、IT系の本を読んでみても、カタカナで書かれていえることが多く、内容が全く分かりませんでした

今思うと、よくそれでIT企業の面接を受けに行ったなと、
自分の無謀さに自分でも驚きます

けれども、化学を専攻するきっかけとなった美容研究職の最終面接で、
内定を貰っている企業について問われた際に、
現在勤めている企業について話しながら、なぜか直感的にIT系の仕事がしたいんだなという強い感覚がありました

今まで、そういった感覚を感じたことが無かった為、戸惑いつつも、
何故かその直感を信じてみたいと思い、IT業界へチャレンジしました

IT企業で働いてみて感じたこと

2年経ってみて、化学からIT業界へ行った判断は、間違って無かったと思います

化学を活かして働いていても、ITへ遅かれ早かれ足を突っ込んだと思うからです
新卒で研修をしっかり受けられる時期に、基礎から学べたことは、本当に良い経験になりました

でも、毎日同じ顔ぶれで、同じ時間に会社に行き、同じリズムで、
やってもやらなくても定額お金が入って来る
そんな毎日が、退屈になり始めました

ITのことがわかって来て、IT化が進めば進むほど、なぜこんな便利な世の中なのに、週5も働いているのか、不思議でたまらなくなりました

週5ならまだしも、そこに加えて残業をするなんて、首をかしげるようになりました

また、1つの所で収入を得るから、リスクヘッジもできず、
嫌なことがあっても我慢しなければならず、
人間関係もしんどくなったり、
理不尽な社内政治に服従せざるを得なくなると、気付きました

毎日8時間も、嫌な思いをしながら、
どうして働かなければいけないんだろうか?

プライベートよりも、仕事を優先して、人生の何が楽しいんだろうか?

仕事でどれだけ頑張って働いても、業務時間内の作業を自分のポートフォリオとして公開することが出来ず、
会社の求める人材になるべく、努力するのは、
他へ逃げづらくなるリスクと思えてなりませんでした

いかに自分の時間を確保するか、
いかに自分の事は自分で守るか、
そう動かないと奴隷の様に働くしかなくなるという危機感を感じました

今の自分の気持ちを整理して

noteの記事投稿の度に自分の頭を整理していて、
自分の想いを解決する為にしなければいけないことは、
・自分に正直になり、短所も含めて、自分を認めること
・1つの箇所で働かなくても良いという自分の中の安心を作る為、リスクヘッジすること
 →会社員以外の収入を作る
・趣味を作って、自分の好きな事に没頭できる時間を作る
・転職する

環境に自分を追い込んで頑張るというやり方ももちろんあると思いますが、
そういう自分を痛めつける方法はもうやめようと思います

自分がこれまで継続できなかったり、打たれ弱かったり、
精神的に弱くなってしまった理由として、
自分に合わない方法で、我慢して気力だけで何とかしようとしたことが原因と思います

自分が続けられる方法で努力して、毎日少しずつでも、
継続していくことを最優先にしていきたいと思います

我慢は美徳と教わりましたが、絶対に間違っていると思います

就活していた際、会社員として働くのは、自分には向かないとなぜか薄々感じていました
社会不適合者と認めるようで、自分のプライドが許さず、
気づかないふりをして、周りと同じように就職しました

でも、限界まで我慢して来て、体が悲鳴を上げ始め、
もう向き合わうことを避けられない状況に来たと感じます

そう考えると、ただ我慢するというのは、
考える事、自分で調べて学ぶ事、立ち向かう事を放棄して、
思考停止の状態だと、気づかされました

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