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結局は密度と濃度~成功は時間が10割~【リーディング・ハイVol.24】

誰もが平等に与えられている。
これほど当てはまるものは他にはないだろう。

高校の時、確か倫理の授業だった。

その先生がどや顔で言ったセリフが忘れられない。その前後の文脈を覚えていないが、
たしかにこう言った。

「人は自由の刑に処されているんだ」

その時は全くピンと来ていなかったが、
今になってその言葉の意味を噛み締めている。

大多数の人が学校に行ったり、
会社に所属したり、家族との時間だったり
「時間」の大半の使用先が存在
する。

しかしながら、
いざ全く何も所属しないまっさらな自分が
「時間を何に使うか」全て決められるとしたら
私は戸惑ってしまう。

あなたはどうだろうか。

健康寿命で言えば、人生の折り返し地点に
差し掛かった今、この時間と言うテーマを
突き詰めて考えたいとこの本を手に取った。

リーディング•ハイとは


「リーディング・ハイ」とは、
「ランナーズ・ハイ」を
ヒントにした造語です。

長時間走りつづけることにより、
ランナーが多幸感や高揚感を覚えるように、
読書を継続して、ポジティブな感情や
成長につながる実感を得ている状態

いいます。

そんな実感をnoteでご紹介する企画。

では引用からいってみましょう。

【引用その1】時間の濃度を高める

「充実した時間が少なければ寿命が短い(時間がいる)」ということは、「充実した時間が多ければ寿命が長い(時間が増える)」つまり、物理的な時間は同じでも、充実した時間を多く持てば、それはその分だけ「長生き」したのと同じことなのです。

細く長く生きる。
太く短く生きる。

よく使われる言葉だが、これも人生の
時間の使い方を端的に表している。

20歳前後のときの自分は、
巷のドラマにあるような青春真っ盛り
モードではなく、ただ時間を空虚に
過ごしていたように思う。
大学や会社に所属していたわけでは
なかったから、どこかしらフワフワ
していたんだと思う。

自分にとって充実した時間とはなにか。

じっくり考えると、「没頭」という
キーワードが浮かんでくる。

これ以上ないくらい夢中に取り組める
ものがある。気がつくと時間が経っている。

「えっもうこんなに時間が経っているの」
そう思う瞬間が、後から振り返ったときに
自分の人生の充実度を高めてくれる気が
します。

【引用その2】刺激を求める

中年以降の人生が短いと感じるのは、感動や驚きが減るからに過ぎません。だから、10年になってから転職したり、起業したり、あるいは再婚したりすると、途端に「時間」が濃密になります。後に振り返ったとき、その辺の人生は非常に「長く」感じます。それは記憶に強く残るイベントが多いからです。

この文章はとても共感させられます。

どうしても社会に出て時間が経つと
新しいことに感動する機会が減り、
知らず知らずのうちに「同じこと」を
繰り返していくことになります。

満員電車に揺られ、お昼休みにお決まりの
定食屋に行って、帰りも同じ電車に乗って
自宅に帰る。

これは安定といってもいいのかも
しれませんが、完全に日常が固定化
されています。
その時間の密度や濃度をグッと高める
ためには、やはり刺激が必要。

いまできることで、目に浮かぶのは、

新しいことにチャレンジする

ジェネレーションギャップを受け入れる
とにかく人と会う
新しいサウナ施設を開拓する

最後のは完全に私の趣味の話ですが、
今まで自分が持っていた既存の価値観に
触れる機会を多く持つことが時間を
充実化させてくれる気がします。

【引用その3】お金と時間の違い

金を使わなければ減りません。仮に1億円の財産があれば、インフレによる目減りは別にして、使わなければ30年後にも1億円の財産はあります。だから私たちはお金の無駄遣いをしないように努めます。ところが、時間は使おうが使うまいが減っていきます。何もしなくてもまた何にも交換しなくても確実になくなっていくのです。これが時間の恐ろしさです。そしてある一定時間がなくなれば人生も終わります。

時間は誰のもとにも平等に与えられる。
寿命は人それぞれですが、
1日24時間が与えられているという点は、
誰もこの事実に逆らうことはできません。

ぼぉーっとしていたら、確実に
時間は減っていきます。
その減っていく時間感覚は年齢を経るに
つれて間違いなく加速していきます


お金はもしかしたら、
大切な人のために残しておくことが
できるかもしれません。

ただ時間は自分自身のために、
そこにあります。

時間は有限。
それは誰かに与えることはできない。

そこを今一度自覚することが、
残りの人生の行動を充実化
させるキーになると思います。

本日のリーディング・ハイ

時間の質のレバレッジを
かければ人生は楽しくなる。

その濃度と密度を濃く人生を
過ごしていきたい。
そう強く思うようになりました。

そのためには、
有限であることを自覚する。
新しいこと、未知のものに触れる
ことを恐れずにいたいです。

特に分かっていないことを、
わかったように錯覚していることが
多々あるので、いましめたいと思います。

最後にお知らせ


今回のリーディング・ハイは
いかがだったでしょうか。

少しでも参考になった方は、
スキ、フォロー、コメントお待ちしています。


またリーディング・ハイで取り上げた本は、
私が参加しているコミュニティの
ビジョナリー読書クラブの読書会にて
発表しています。

「ビジョナリー読書会」とは、本というツールを使ったコミュニケーションを通じて思考を深め、視野を広め視座を変え、気づきから行動に繋げるための読書会のこと。

私は、読書のアウトプットの場として、
活用させて頂いています。
本を読みっぱなしにしている方は、
ぜひ一度ご参加ください。
お待ちしております。

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