
[講演依頼について]武藤北斗(パプアニューギニア海産・代表取締役工場長)
「好きな日に働く」「嫌いな仕事はしない」など考え実行していますが、じつはそれ一つ一つはそんなに重要ではないような気がしてきました(働き方の詳細に関してはこちら)。
個々人で考えれば働きやすさの助けにはなりますが、でもやっぱり完ぺきではないし、集団として見た場合はこのやり方による弊害もあります。でも試行錯誤をしながら思うのは、僕らや今の社会が本当に考え見つめなければならないのは、もっとシンプルなことであり、働くというより生きるということなのです。
人間としての本質や、生きていくうえで大切なものはなんなのか、そんなことを僕は職場にあてはめて考えている気がします。
ですから最近の講演会では声高らかにフリースケジュールの説明をするのではなく、フリースケジュールをするにあたっての僕が根本として考えていることは何なのか。そしてそれに照らし合わせて現場ではどう考え動いているのか。その結果どんなことがおきているのか。そんな話をしています。
「僕らの働き方はこんなにすごい」「こんなに感動的で素晴らしい考えだ」「こうしていくべきなんだ!!!」みたいな話ではありませんし、現時点での課題や問題点や悩みなども赤裸々に話します。
内容はいたってシンプルであり、正解不正解ではなくありのままを出すだけなので、武藤北斗という人間を見てもらってる感覚になる時さえあります。
さて、講演の中で「平等」のあり方に重点をおいて話す項目があります。それは講演を主催して頂く時も意識しております。ですから極端に金額の訂正を求められたり、交通費や宿泊は自分でなんとかしてもらえないかと言われると困ってしまいます。主催して頂くからには精一杯やりますので規定に沿って頂ければと思います。
と同時に、いろんな立場や考えや境遇に臨機応変な対応をしたいなという気持ちもあります。その際は理由などを明確にして頂けると私としても気持ちよく検討に入れると思います。
とは言いながらも話すこと、伝えることは大好きです。どうぞよろしくお願いいたします。
パプアニューギニア海産 武藤北斗
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[プロフィール]
武藤北斗(むとうほくと)
株式会社パプアニューギニア海産・代表取締役工場長/大マグロック・スタッフ/大飯原発運転差止行政訴訟・原告/ぶんぶんフィルムズサポーター・共同代表/おおさかコモンズ・呼びかけ人
1975年福岡県生まれ。3児の父。芝浦工業大学金属工学科を卒業後、築地市場の荷受けに就職しセリ人を目指す。夜中2時に出勤し12時間働く生活を2年半過ごす。その後㈱パプアニューギニア海産に就職し、天然えびの世界にとびこむ。 2011年の東日本大震災で会社(宮城県石巻市)が津波により流される。福島第一原発事故の影響もあり1週間の自宅避難生活を経て大阪への移住を決意。震災による二重債務を抱え大阪府茨木市で再出発し、2020年に大阪府摂津市に工場を新設。東日本大震災で「生きる」「死ぬ」「働く」「育てる」などを真剣に見つめ考えるようになり、2013年より従業員が自分の生活を大事に働ける職場への取り組みを開始し、「好きな日に働ける」「嫌いな作業はやる必要はない」など、固定概念に囚われず人が持ち得る可能性を引き出すことに挑戦している。著書「生きる職場 小さなエビ工場の人を縛らない働き方」
・各種SNS・受賞・メディア出演など
[講演内容]
働き方改革、チーム作り、組織改革など
[用意して頂きたいもの]
プロジェクター(Macノートパソコン持参します)
[講演費用]
講演費:30万円(税抜) + 交通・宿泊費
*交通費(JR茨木駅~会場最寄駅)
*宿泊費(1万円以下のホテル)
*講演費は2023年3月17日変更しました
[お問合せ・講演ご依頼]
株式会社パプアニューギニア海産
代表取締役工場長 武藤北斗
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