【子育てのお悩み相談】子どものワガママには正論で応じてはダメ!
◇はじめに
こんにちは!公認心理師のはねちひろです。
本日は、子どものワガママには正論で応じてはいけない。という事と、どのように対応すればよいのか。という事をお話していきます。
◇子どものワガママに正論で対応してはいけない!
現在の不登校支援や、友人や知人からの子育てのご相談でいただく内容として、子どものワガママに関する内容は非常が多いのは事実です。
など、子どもからのワガママの対応に苦慮されている方は非常に多く居らっしゃいます。
このような時、ついつい正論で対応していませんか?
上記の様な対応が間違っているわけではないのですが、これでは何の解決にもならないどころか、追々、親御さんのストレスが大きくなってします。これは、子どもがワガママを言ってくる心理的目的を知ると、理解ができるのです。
結論、子どもがワガママを言う心理的目的は「ワガママの奥にある気持ちを受け止めて欲しいから」ということになります。
そのため、子どもからすると、ワガママを正論で返されてしまうと「自分の気持ちを受け止めてもらえなかった」という気持ちになり、より反発が強まったり、受け止めてくれなかった親へ反抗心が芽生えてしまいます。
更に、子どもは発達段階においても、幼ければ幼いほど、自己中心性が高く、相手の立場に立つという感覚はまだ未熟のため、そもそもの正論が伝わりにくいということもわかっているのです。
◇子どものワガママへのふさわしい対応
それでは、子どものワガママにどのように対応すればよいのか。
答えは「まずはキャッチする」ということになります。
上記は一例ですが、まずは、肯定でも否定でもなく受け止めるという事がポイントになります。
子どものみならず、人間は「自分の訴えを聴いてもらえた」という感覚があると、感情が一旦落ち着きやすい傾向があります。ですので、まずはキャッチして上げる事が大切になります。
親御さんも日々のストレスがあり、心に余裕がないという方も少なくは無いと思います。ですが、親も常に感情的になってしまうと、親子関係の悪化に繋がり、子どもの発達に悪影響を及ぼしてしまう可能性が高くなってしまいます。
ですので、親御さんとしても日々のストレスケアや、役割分担などを行い、少しでも心に余裕を持てるようにしてください。
それでも、子どもに感情的に当たってしまった、、という方は、時間を置いて感情的になってしまったことを子どもに釈明し、子どもの気持ちを受け止めてあげてください。
誰でも失敗はありますし、この世の全ての親は子どもと共に成長していきますので、どうぞ安心してくださいね。
本日は、最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、また!
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