マガジンのカバー画像

ほけきよ俳句

132
運営しているクリエイター

#ポエム

2022年10月俳句

https://youtu.be/6PDqHs8dwDQ

鷹渡る耳立ててゐる招き猫
九月尽妻は理事長となりぬ
おすすめの食べ方のあり秋扇
空席に残る食器や秋澄めり
保育士の促す踊り木守柿
ままごとのお金としてのピーナッツ
火恋し自転車の鍵かけ忘れ
エスカレーター降りれぬ吾子や稲の花
灯火親しむ中警察署長が見ている
秋の虹まずはお友達登録だけでも
金木犀行列は終了です
あんぱんに愛と勇気や敬老の日
もっとみる

俳句 秋雨やプレハブ小屋を解体す

俳句 秋雨やプレハブ小屋を解体す



秋雨やプレハブ小屋を解体す
風薫り練るほどに艶濃茶かな
指先に集めて灯す夏の星
はじき豆厚顔無恥と言われたり
これからに胸膨らませ寝正月

最近作った句をまとめてみたので紹介。
2013年、2014年の俳句
濃茶、指先、寝正月の句は結構好き。
いま見ると稚拙だったり直接的で少し恥ずかしいが、自分の中では印象的。