ほうじょう

輝度

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最近の記事

2/23(金)

雨が降り続けている。洗濯物が乾かない。 気分が落ちて、やるべきことをやらなければいけないが、日記を書いてみる。 これによって興が乗ったりすることは無く、書き終えてからも一時間ほどコーヒーを飲んだりダラダラして、重い腰を上げるのだ。 わかっている。やれよ。やればよい。やればやれるもの。 本当だったらこの数時間後には演劇の本番があり、俳優として身体を動かしている予定だった。しかし、あらかじめ集められたオーケストラという謎の役割は上演には不必要であることがわかり、数日前に解散し

    • 【日記】12/12(火)

      午後から武蔵美に行って作業をするつもりだったが、やめた。 やめるべきと思ったらいつでもやめるべきだ。 家でやるべきことをやろうと思ったが、特にやらなくてもいいことを始めて、携帯を触って、声をだして、曲が出来た。ラッパも太鼓もベースも、使う音は全て自分の口から出す。 節のようなものは、近くに置いてあった大西巨人 [神聖喜劇 上]の227頁を音読した。音がかさなり旋律になって、5分ほどの曲が出来た。 出来たあとは悲しくなって、台本を進める。 台詞通りにしゃべらなくてもよい台本

      • 【遊び稽古】乞食の技術

        俳優たちの遊び稽古(訓練)として提案する 【遊びのルール】 ・有り体に言えば、乞食をすること ・それぞれのプレイヤーがどこかで、ぼけーっと座っているでもよし、立っているでもよし、何か変わったことをするでもよし、とにかくその場に居ること。 ・そして自分の前、よく見えるところに、お金を入れる為の容器(これもなんでも良い)を用意しておくこと。 ・制限時間を決めて、より他人からお金を集められたプレイヤーが勝利する。 ・プレイヤーは1人でも、徒党を組んでチーム対抗戦にしても良

        • 【過去脚本】勇者・供述調書・ブラウン

          私が高校に通っていたころ制作した高校演劇脚本3作品を公開します。 現在22歳の自分からみても未熟なものなので非常に心苦しいですが、それなりに面白いとも思うのですごく暇なときに是非ご覧ください。 いずれもコメディです。 【勇者】 東京都城西地区の短編大会に出品したコント作品。創作脚本賞受賞 【供述調書】 東京都城西地区の朗読劇コンクールに出品した朗読用作品。大会準優勝 【ブラウン】 全国高校演劇大会に出品した作品。 関東大会 創作脚本賞受賞 ~~~~~~~~~~~~~~

          【ゲーム】えがき鬼

          ・鬼と子に分かれてあそぶ ・鬼は多人数、子は必ず単独で行う ・最低2人いればプレイは可能 ・鬼は子を描写する為の武器を持って参加する(描画、作曲、執筆、その他) ・決められた制限時間内に子は鬼から逃げ回り、「出来るだけえがかれないような振る舞い」をすること ・鬼はそれぞれの武器を使い、子を出来るだけ克明に描写するようにつとめる 制限時間終了後、鬼たちは子を描写した獲物を持ち寄り、最も「えがけている」とその場でみなされた鬼が勝利する。 また、誰も子を正確にえがけなかった場

          【ゲーム】えがき鬼

          【脚本】銀行強盗

          私が敬愛する劇団、宇宙論☆講座が主催する 「マジでくそみたいな演劇の台本コンクール」 にエントリーするために書いたミュージカル短編作品です。劇中歌も作曲しました。 マジでくそになるよう努めましたのでご覧ください。 作曲も含めて三時間くらいで出来てたまげました。

          【脚本】銀行強盗

          今日あった会話

          アフロテックスのライブが終わり、教会の受付の裏でアオグと絵しりとりをしていた。 会話の流れでミクニが「鉄に電気を流すと磁力を持つんだよ」とアオグに言うと、アオグは「じゃあ俺に電気流したら磁石になるの!?」と言った。俺はなんとなく感心して、だが特に返す言葉が見つからなくて「そういえばこないだ雷に打たれる夢を見たよ」と言うと、そこまで黙って聞いていたナグミカさんが「ルター?ルターじゃない?」と言い出した。意表を突かれて聞き返すと「ルターは雷に打たれてから急に思い立って宗教改革を

          今日あった会話

          友達にイエスが生贄にされた流れを簡潔に伝える為の文章

          基本的に許しっていうのはタダでは行われなくて、必ずなにがしかの生贄が必要でしょ? 良く使う「ごめんなさい」も加害者が被害者に対して自らのメンツを明け渡して捧げ、被害者がそれを恭しく受け取ることで初めて成立する儀式だよな。 自らの持ち物から、相手にとって価値あるものを捧げなければ許しの儀式は成立しない。先に加害者が贄(ごめんなさい)を捧げなければ、被害者側も許すことが出来ないようになっている。 人類が神に許されるにしても、人間が人間の持ち物の中から、神にとって価値ある何か

          友達にイエスが生贄にされた流れを簡潔に伝える為の文章

          友達に原罪とかいろいろの流れを簡潔に伝える為の文章

          原罪=全人類が共通で持っているとされる弱み。神に反逆する者の証。神に対する人類の最初の裏切りの証。 創世記で神が楽園に人類を作ったとき、神は無垢な気持ちで人類との関係を築こうとした。 人類と神の貴い関係性の証として、まっさらな楽園に禁断の果実というシステムを導入し、 「これだけは食べちゃダメだよ、これをお前たちが食さない限り、うちらはズッ友。頼むよ。私を失望させないでね。好きなんだからね。」 という約束をした。 これは関係性を守るために必須というか、簡単な約束をとっかかり

          友達に原罪とかいろいろの流れを簡潔に伝える為の文章

          6/12(月)

          ツナマヨと梅と焼きおにぎりを食べました。 カエルを育てるようになってから、雨の日がそんなに嫌でなくなった。 雨は不快だが、おたまはこれ嬉しいだろう。と思うと気分が良い。おたまがカエルに育ったら、ベランダを改造して雨の日は外に出したい。ベランダの柵の部分をアクリル板か何かで覆えばいいんじゃないかな。 本当に逃がしてやるわけでは無いのに、半端な善意でこういうことをする。とにかく一緒にいたい。 結婚しようと言っていた彼女と別れ 蛇と蛙がうちにやって来た時、なんか童話みたいだなと思っ

          【脚本】誅

          2022/05作 冒頭が空白だったので、書き足しました。 ト書に変な点があるかもしれません。 ↓作中で使用している音楽↓ Tom Ze 『Mã』 (https://music.apple.com/jp/album/m%C3%A3/1272259315?i=1272259453) Dorothy Ashby 『Truth Spoken Here』 (https://music.apple.com/jp/album/truth-spoken-here/1497571447?

          良妻信仰

          神の言動や振る舞いに 不平のひとつでも考える時があるが結局 「それでもこの存在が最強だから文句を言うことに意味が無い」という地点に辿り着き そのことで絶望する時間は大切なのかもしれない。 そうして、いつかこの最強の権力者に屈服し、愛し慕い施しに感謝するようになるのが、宗教者の仕草なのかもしれない。 神の前に喜ばれる態度というのは屈服と従順と隷属と賛美であって、突っかかりと挑戦では無い。そんなことをしても無駄だ。 宗教者というのはその圧倒的な権力の前に挫折する快感を持って

          贋作 詩篇第83篇

          歌。アサフの賛歌 神よ 沈黙しないでください。 黙っていないでください。 神よ、黙り続けないでください。 ご覧ください。あなたの敵が騒ぎ立ち あなたを憎む者どもが顔をもたげています。 彼らは、あなたの民に対して悪賢い謀をめぐらし あなたにかくまわれている者たちに悪を企んでいます。 彼らは言っています。 「さあ 彼らの国を消し去ってイスラエルの名がもはや覚えられないようにしよう」 神も 何かを仰ってください。 黙り続けていないでください。 なぜ沈黙されているの

          贋作 詩篇第83篇

          猫窟

          猫カフェに行ってきた。 友達ののあさんが地元までわざわざ訪ねてきてくださったので、2人で行った。 JR東西線中野駅から20分程歩いたところに『保護猫カフェ ミャゴラーレ』はある。 猫エサの香りが漂う店内には、そこら中に猫がいて、寝たり、歩き回ったり、走ったり、じゃれあったりしている。10匹程の多様な容姿の猫が、すぐそばで、生きて、動いていた。 すぐ側にきた猫を撫でると、柔らかな毛の奥に肉があって、背骨があることが分かった。首元は肩の骨が出っ張って双丘を成しており、触るとコ

          あれ?

          しんどそうな人になるの嫌だなぁと思ったのでTwitterを辞め、noteに充分編集された情報を載せていたつもりが、 気付いたら「しんどそうな人」のそれになってないか?? 「エロ観」を語っていた頃から随分とシフトチェンジした気がするぞ。 俺はああいうことがしたかったはずだ。 基本的に気楽にのほほんと生きていたいから。愉快な情報を拾い集めて。落語とか、歴史とか、タコとか。 そもそも「しんどそうな感じを周りに放出し続ける人」が苦手である。こっちもしんどくなっちゃうから。利己

          アフリカの部族に思いを馳せる

          コロナが世界中に広がって、皆が自宅で過ごすべき世の中になっている。 ただでさえ自宅で過ごすべき時期に、近頃の日本では雨が降り続けている。洗濯物も乾かないし、心までジメジメしてきて、イライライライラしてくる。 Twitterでは明るい言葉も暗い言葉も回ってくる。ただ、明るい言葉も、暗さのカウンターの上に成り立っているみたいで、どこか辛さを振り切れない。 政治はダメで、おじさん達は暴走を続けて。 それに絶望して脱力してしまう人、力を振り絞って批判を続ける人、擁護の一点張りを

          アフリカの部族に思いを馳せる