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きらきら ファインダー越しに見る君の涙は儚く美しい――。 * 「――円歌。まーどーか」…
ふわふわ 『ダメだった!』 バスケ部が他校と練習試合をする前日の夜。自宅のベッドでゴロ…
ぐらぐら 結果をお伝えすると、体育祭で総合優勝したクラスは志希先輩のクラスでなければ葵…
ぐるぐる 観覧車でゴンドラが段々と下がって行く間のことをすぐには思い出せなかった。私…
ぴりぴり その後、志希先輩はしばらく私を抱きしめたと思ったら「元気になったから戻るね」…
じりじり 「もうすぐ夏だね!!」 「あぁもう大きい声ださないでくださいよ先輩」 「夏と言え…
ぐいぐい 志希先輩の行動によって心をかき乱された私は結局テスト勉強に集中できなくて、期末テストの結果はひどいものだった。ちなみに先輩は過去最高に良い点を取ったらしい。憎たらしい。 そしてあっという間に夏休み。バスケ部は夏の全国大会に向けて頑張ってたみたいだけど、全国には行けなかったと志希先輩から聞いていた。今日は試合直後で部活はお休みになったらしく、カフェで晴琉とお茶をしていた。葵は後から合流予定だ。 「円歌は夏休み何すんの?」 「ん-、何も決まってない。晴琉は……ど
ふつふつ その後は葵とかき氷を食べに行って、記憶にも残らないような取り留めない話をたく…
ばくばく 「一緒に入る?」 「え?嫌ですよ」 「でも汗すごいしー、入りたくない?」 「一緒…
ぽろぽろ 「おはよう円歌」 「……あおぃ?」 本日3度目の目覚めと2度目のお目覚めの挨…
ばいばい しばらく黙ったまま、私は晴琉がくれたぬいぐるみを抱えて晴琉と並んでベッドに座…
きらきら 『葵が退部した』 志希先輩と別れた次の日。先輩が旅行から帰って初めて部活に参…
新たな私たちの1ページ――。 『え!?付き合ってないの?』 「うん」 葵と花火を見た夜。…