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《愛着問題》私は愛され方を知らないのだと落胆している。

私は機能不全家庭出身、虐待サバイバーです。
立派に愛着に問題を抱えています。

この年末年始、私は自分の小中学生時代におそらく私に好意があった男の子達のことを思い出して落胆していました。

いま思えば、いじめられっ子で、気が弱くて、ローマの休日の「アン王女」並みにリアクションがよくて、聞き上手で、素直で、裏表のない私は……
結構、心配してくれる優しい男の子達に世話をされていた気がする💧💧

「もー!またお前は!!」
「あのな、お前な!」
「こんなことしちゃダメだろう?
自分も困るだろう?」
「何してるんだ…も〜…💧」

「なんだ、とれんのか。
とったる、とったる」
「どれ、貸してみろ」

叱られたり、世話されたりしながら、たぶんいま思うと「相手に好意が芽生えてしまったんだな…」という言動が思い起こされる。

ルパン三世の歌詞でお手紙書かれた時ですら、何にも感じなかったけれど、
「女の子にお手紙書いてる時点で……だよね」


もちろん、「かっこいい歌詞だろ?」とシェアしたかっただけかも知れない。

何かと世話を焼いてくれる子だった。
「保護者か!」ってくらい。

私は鈍過ぎた。
ニブチンだ。


正常な愛を知らなかった私は、彼らの気持ちに気づくことすら難しかった。



私は…

PTSDや愛着の問題に取り組んで、その先どうしたいのか?

残念ながらまだ❝お心さん❞が
「無人島買う!
そこでカインズの軽トラ乗る!!」
と言うのだが…💧💧

お前さん、無人島に住むならPTSDの緩和は必要ないぞ??


ルパン三世の歌詞(メジャーな方)を口ずさみながら料理して。
「真っ赤な薔薇は…
アイツの唇…
やさしく抱きしめてくれとねだる…」


……はぁぁぁあ…

アイツ、本当にやさしいヤツだった。

私は本当は「マトモに大切に扱われていた」んだ。


料理の手が止まる。



自分を粗末にしてきた自分に落胆する。
そして、好意にすら気付けなかった自分に落胆する。

小中学生時代の記憶で落胆する。


大切にされていたんだよ、本当は。
家庭以外の身近なところで。





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