見出し画像

#26 愛すべき彼ら

*前提として、わたしは''女性''という自認をしていて、恋愛対象が''男性''です。
その感覚で、男友達について書いてみました。
(正式にはもう少し詳しく分類できたり、名称があるのかもしれませんが、恥ずかしながらその知識はあまり深くはないので、お手柔らかに…!)


''男女の友情は期間限定で成立する''

わたしはそう定義している。

これから先のことは、断言できないけれど
今この瞬間に、男女の友情はあり得る。

そんな大切な人たちのことを少し。


Kくん。

あなたは、兄弟?もしくは脳内を一部共有しているんじゃないかと思うほど
価値観が合う人です。

わたしが全てを語らずとも、話を理解してくれて
''めっちゃわかる!!''と大きく頷いてくれるね。

わたしはあなたといると
生きていていいんだ、と思える。

あなたがわたしの恋愛話に興味があるのかはわからないけれど、わたしは話さずにはいられないから
いつも好き勝手に話すのに
大きなリアクションを取りながら聞いてくれる。

わたしが消えてしまいたいと思ってしまった時や
ストレスが体に出てしまった時は
正直、理解が難しかっただろうな〜

それでも、
''え、それはこういうこと?''と言葉を選びながら
わたしの話を一生懸命に理解しようとしてくれた。

意見が合わない時、わたしが''こういうことでしょ!''と少し強めに言っても
''ん〜たしかにそうか!''と受け入れてくれる大きな心の持ち主。

そんなKくんとなら
何時間でも街を歩いていられる。

その時間がたまらなく愛おしい。

18km歩いたこともあったね〜!
それだけ一緒にいても話は尽きなくて、別れ際はいつも''もっと話したい〜''と思う。

あなたといると、世界が楽しいです。
これからも、時間がある時はたくさん街を歩こうね。


R。

大人になっても友達ってできるんだ…!
そんな希望を持たせてくれた人。

出会いはよく行く居酒屋。
同い年ということで、話すようになって、いつの日か飲みに誘ってくれた。

そして、初めて2人で飲みに行った日に、勢いでカラオケへ、、

あなたの歌声は、涙が出るほど美しくて
わたしは元気が出ない時に、あなたの歌声を聴きたくなります。
(レミオロメンの''粉雪''や、EXILEの''もっと強く''をとっても上手に歌うんです、感動)

今では、定期的に飲みに行ったり、カラオケに行くようになって
一緒にいると、なんだかまるで学生の時のようなわくわくした気分になる。

あなたは暇さえあれば麻雀しかしていないけれど、雀荘のおじさま方に好かれているようでなによりです。

そして7年彼女がいないことを自慢していますが、恵まれた容姿と優しさ、美しい歌声は必ず人に好かれるのだから
強がっていないで恋をしてね。

中学高校と女子校だったわたしだけれど
共学に通っていたら、彼みたいな人と
仲良くなっていたんだろうな〜と思う。

出会ってまだ1年も経っていないのに、幼馴染のような人。

あなたのこともとても大切に思ってる。


S。

あなたもまた、兄弟のような人。それくらいたくさん時間を過ごした人。

1番の思い出は、酔っ払ってお互い自転車ごとドミノのように倒れてしまって、あなたが血まみれになっていたことです(黒歴史)

大学時代、とにかく元彼女が忘れられなくて、散々悩んでいたあなたも
気がつけば3年も付き合っている彼女がいて
同棲までして(つい最近解消したけれど、、)

なんだか月日の経つ早さを感じる。

あなたは部活動においてもエースで、輪の中心にいて、それなりにモテていたのに
なぜがずっと自信がなさそうで
そんなところが仲良くなれた理由なのかもしれません。

お酒を飲むと厄介なところはちょっとだけ嫌い。

いつか酔っ払ったわたしが
''30歳までに彼氏できてなかったら結婚して!''と言ったら
''いや!90歳な!!''と言われたな〜

体がヨボヨボになっても会えるまで会おうね。


文中のRとカラオケに行った帰り。

なんだか、こういう気心知れた男友達もまた
わたしの愛おしい存在で
わたしを支えてくれているなとしみじみと感じた。

彼らとは、たとえ恋人がいたとしても
関係を断ちたくないし
彼らを捨てろと言われるようなことがあれば
わたしは間違いなく、彼らではなく恋人を捨てる。

わたしは、''友達''のほうが関係を続けていくことが難しいと思う。

''友達になりましょう''という約束を交わした訳ではないのに、お互いの思いやりと愛で繋がっているような。

そんな関係が長く続くことは、わたしにとって
とっても愛おしいこと。

いつもありがとう、彼らに幸あれ。


この記事が参加している募集

#スキしてみて

526,912件

#この経験に学べ

55,008件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?