Fumster

港区芝公園にて「変幻自在」という名のバーを経営。幼少期に5年間と学部留学1年の計6年間米国に居住。昼間は英会話レッスンの講師や通訳・翻訳家を務め、舞台の脚本・演出も手掛ける。元ソニーマンでメキシコ駐在経験あり。5か国語程度話し、目指すは「民間の外交官」。著書「命のしずく」(小説)

コロナ川柳 その3

ウイルスの    居場所に色でも        つけとくれ 街中が   マスクの柄の        展覧会 つけ忘れ   罪の意識に      溺れ死ぬ 夏らしい  …

コロナ川柳 その2

バレないよ   パンツをはかぬ        ミーティング そこら中   箱を背負った        チャリがゆく 光熱費   ひと桁増える       恐ろしさ 名…

コロナ川柳 その1

殺人を  犯したように      手を洗い   窮地こそ   人の本性     顔を出し   君までの   この距離マスク        二枚分   今だけは   髪より欲…

ラグビーが世界を救う

日本が南アフリカに勝った4年前、「奇跡」の乱発に踊らされて初めてラグビーに興味を持った。そしてラグビーワールドカップが日本で開催されることになった今年、「4年に…

音無き世界に届く踊り

千佳ちゃんが“変幻自在”を訪れてくれたのは、その2週間前のことだった。神妙な顔つきでカウンターに座った彼女は、 「友達の誕生会を開催する場所を探しているんです…

バーに求めるもの

「もしかしてあなたがFumiki?」   西洋系の顔立ちの外国人カップルが扉を開けて入ってきたのはやや早めの時間だった。一瞬たじろいだものの「ああ、あの人たちだ」とすぐ…