見出し画像

ウィークエンド(挑戦中)

週末に家族や大切な人と食べるフランスの伝統菓子です。レモンケーキが流行っているのもあって、ネットで検索すると色んなバリエーションのウィークエンドが出てきます。しかし、その殆どはパウンドケーキに近いもの。私が習ったのはフランスの伝統的な作り方のウィークエンドでした。触感はしゅわっと軽く、口に含んだ瞬間にレモンと焦がしバターの香りがぶわっと拡がってとてもリッチな味わいがあり、パウンドケーキのずしっとした感じとは違う美味しさがあります。でも材料は一緒。ぶわっしゅわっの秘訣は?

その秘訣は卵の泡立て方です。全卵とグラニュー糖を混ぜてぴったり7分立てにすること。6.9分立てでも7.1分立てでもNGなのです。見極めは見た目と手の感覚のみ。今通っているフランス菓子のお店で習う中で1番難しいお菓子がこの「ウィークエンド」とのこと。難しいからね!と前々から言われていたけど、脅しじゃなくて本当に難しかった…!

再現を試みて、作ったのを持っていったけれど、
1回目→8.4分立てで不合格(これだとパウンドケーキ)
2回目→7.1分立てで不合格(惜しい!)
ということで、引き続き挑戦中です。
持って行ったのが2回なだけで、実際はかなり作っています^^;
その内2回はびっくりするくらい美味しくなくて、とても食べられないものに仕上がりました。同じ材料で作る順番だって同じなのに、混ぜ加減だけでこうも変わるから、お菓子って不思議だなーと思います。

下の写真、1枚目が8.4分立て。もはやパウンドケーキ。2枚目が7.1分立て。0.1分だけ立てすぎ。2枚の生地の断面を比べてみると、7分立てに近いほうがしっとりしているのが分かります。
さて、本日再挑戦です…!晴れて合格し、7分立てで作れるようになったら、作り方を載せたいと思います。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?