hiyoriのお菓子(開業までの道のり)

丸の内で銀行員をやっています。お菓子屋開業のため、神楽坂のフランス菓子店でこっそり修行…

hiyoriのお菓子(開業までの道のり)

丸の内で銀行員をやっています。お菓子屋開業のため、神楽坂のフランス菓子店でこっそり修行中。食べると優しい気持ちになれるお菓子を届けたい。 2020年オープンを目指します! https://twitter.com/hiyoriokashi

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最近の記事

近況報告

久しぶりの更新です。 前回の更新から1年以上経ってしまいました💦 自宅の建て替えについて。 昨年5月より建て替えが始まり、今年2020年の1月に完成しました。将来お菓子屋を開けるように自宅の1階部分を工房にする予定で間取りを考えました。工房部分は現在スケルトン状態です。落ち着いたら進めていきたいと思います。 お菓子作りについて。 作りたい想いはあるのですが、現在お休みしています。 というのが、昨年8月に妊娠が判明した矢先に切迫流産、妊娠悪阻で会社を休職して約3ヶ月の寝たき

    • 建替え計画3(保健所へ行く)

      大体の家の間取りが決まったので、店舗部分のレイアウトを図面に何となく起こし、保健所へ相談しにいくことに。 二槽式シンクとコンロ、厨房内の手洗い器、コールドテーブル、冷凍ストッカー、作業台、トイレと手洗い器、扉付き棚、保管庫、オーブン。 必要最低限なものは全部あるはず。習っているシェフにも見ていただき、「いいんじゃないの」と言っていただけたし、きっと大丈夫。 保健所の受付が平日の夕方までなので、会社で午後休暇をとって行って来ました。土日やっていないので、平日勤務の身としては行

      • 販売のお手伝い

        先日、天王洲ハーバーマーケットに出展する「ドーナツもり」の販売のお手伝いをさせていただきました。 「ドーナツもり」はフランス菓子の技法を取り入れて、厳選した食材を使った本格志向のドーナツです。湯種製法、オーバーナイト発酵で3日間かけて作った生地はふわっふわっのもちもち。今まで食べたドーナツの中でダントツ1番美味しいです。 通りがけに足を止めて試食のドーナツを食べたら「めっちゃ美味しい!」と驚いてくれるお客さまや、「前に食べた林檎のドーナツが忘れられなくて」と足を運んで来てく

        • キャラメルナッツタルト

          あけましておめでとうございます。 今年は昨年以上にお菓子作りに力を入れて、技術を習得したいと思います。新年初のお菓子作りは、キャラメルナッツタルト。 更新頻度低いですが、どうぞよろしくお願いいたします。

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        • お菓子作り
          11本
        • 家作り(店舗ができるまで)
          4本

        記事

          イーストドーナツ

          初・ドーナツ作り。 こちらはお店で教わったのではなく、完全趣味で作ってみました。 イースト発酵でふわふわもちもち。 電子レンジの発酵機能を使って発酵させたものの、あれ?あんまり膨らまない。。という感じで発酵後の生地が不穏な状態でしたが、食べてみたら、まあそれなりに美味しい!(売り物にはできないけど;) トッピングは、蜂蜜グレーズと、シンプルにグラニュー糖、そしてドーナツの穴の部分を揚げた、まあるいミニドーナツには粉糖を。主役の方よりおまけの方が個人的に好みでした!笑 さて

          栗のタルト・サツマイモのタルト

          栗の渋皮煮、サツマイモの甘露煮を使ってタルトを作りました。 以前、タルト・オ・シトロンの作り方に載せた、パート・シュクレ(タルト生地)とクレームダマンドを使います。 タルト・オ・シトロン https://note.mu/hiyoriokashi/n/nb8ddb400423e ~栗のタルト~ タルト型にパート・シュクレを敷いて、クレームダマンドを入れます。その上に栗の渋皮煮を4分の1カットしたものをまぶし、2分の1カットしたものを全体に均等に乗せて、180℃のオーブンでファ

          栗のタルト・サツマイモのタルト

          建替え計画2(設計契約)

          TOP写真は、吉祥寺にある事務所にて。 「お菓子屋さんを開きたい」から始まった家の建替え計画。 ハウスメーカーや工務店を7月から回り、とうとう決まりました。打ち合わせに何度も足を運んだ結果、間取りの提示や見積もりで折り合わなかったりと、若干疲れ気味になって「やっぱり厳しいかな…」と弱気になることもありましたが、最終的にここにお願いしたい!というところに出逢えました。偶然にも私の実家がある、慣れ親しんだ吉祥寺に事務所がありました。 建築設計事務所兼工務店なので、建築家の方と

          建替え計画2(設計契約)

          ウィークエンド

          先月から挑戦していたウィークエンド、本日ようやく…ようやく100点合格をいただきました!やっとこうして作り方を載せることができます。 このウィークエンドはフランスの古典的な作り方で、よく見られるパウンドケーキに近いウィークエンドとは触感、風味が異なります。卵を7分立てにすることで触感がしゅわっと軽く、口に含んだ瞬間にレモンと焦がしバターの香りと味がぶわっと一気にやってきます。その秘訣は卵の泡立てを7分立てにすること。7分立て未満だと目の詰まった生地になり、レモンとバターの香り

          ウィークエンド挑戦中

          相変わらず、ウィークエンドに挑戦中です。 全卵を7分立てにしないといけないところ、「これは7.1分立てだね。やり直し。」を繰り返していたら、立て過ぎないようにという気持ちから抑え気味になってしまい、今度は6.5分立て…。今度は立て不足で不合格を繰り返しています。 お化粧する前の状態。 アプリコットジャムを塗った後に、グラスアローを塗り、ピスタチオを乗せて完成。 見た目はまあまあ良いのですが。。まだまだ合格までかかりそうです。 トップ写真は、胡桃のタルトとレモンタルト。

          北海道旅行

          少し遅い夏休みをとって、北海道へ行ってきました。3泊4日でニセコ→層雲峡・旭岳→美瑛・富良野→トマムを回ってきました。 1日目はニセコへ。 サンドウィッチとケーキが美味しそうで行ってみたかった「グラウビュンデン」。http://graubunden.jp/wp/ 写真1枚目はオープン当初からあるグラウビュンデンサンド。フランスパンにスクランブルエッグ、ベーコン、チーズが入っています。サンドウィッチのパンは基本的に4種類(フランスパン、ソフトフランス、ライ麦パン、ベーグル)か

          ウィークエンド(挑戦中)

          週末に家族や大切な人と食べるフランスの伝統菓子です。レモンケーキが流行っているのもあって、ネットで検索すると色んなバリエーションのウィークエンドが出てきます。しかし、その殆どはパウンドケーキに近いもの。私が習ったのはフランスの伝統的な作り方のウィークエンドでした。触感はしゅわっと軽く、口に含んだ瞬間にレモンと焦がしバターの香りがぶわっと拡がってとてもリッチな味わいがあり、パウンドケーキのずしっとした感じとは違う美味しさがあります。でも材料は一緒。ぶわっしゅわっの秘訣は? そ

          ウィークエンド(挑戦中)

          建替え計画1(ハウスメーカー&工務店巡り)

          「お菓子屋さんを開きたい」 そのためにはどこか店舗を借りるか、自宅を改装するか、などが必要ですが、色々考えた結果、今の家を建て替えたい、という考えになりました。改装の方が資金面の負担は少ないけれど、1階に厨房と販売スペースを作ると、生活空間がかなり圧迫されてしまう。贅沢かもしれないけど、生活も大切にしたいんです。となると、建て替えなのかなー、と。 そういうことで、建て替えを検討に動き出しました。 展示場を見学→豪華&広すぎてイメージが湧かない→ハウスメーカーに話を聞く→予算

          建替え計画1(ハウスメーカー&工務店巡り)

          タルト・オ・シトロン

          レモンとアーモンドのタルト「タルト・オ・シトロン」。 バターたっぷりでさくさくほろっとしたタルト生地、アーモンドプードルをふんだんに使ったクレームダマンドにはオーガニックレモンを加えています。最後にアプリコットジャムを塗って完成。これを作ると1ホールあっという間に食べてしまいます。危険…; 今までタルトを何となくで作っていたのですが、ちゃんと教わって作ってみたら、「こんなに美味しいんだ!」と感動するものが出来上がりました。 配合がシェフのオリジナルで特殊(ガレット・ブルトンヌ

          シュークリーム

          フランス語で、シュー=キャベツなので、シュークリームはキャベツのような形の生地にクリームを入れたお菓子になります。 私が習ったのは、日本にあるふわふわタイプではなく、ざくざくっとしたフランスで「パリゴー(パリ野郎)」と呼ばれる硬めな男前なシュークリームです。 前回のザッハトルテもですが、シュークリームも時間管理が大切。というか、殆どのお菓子に共通するのは時間をかけないこと、これに尽きます。私はどちらかというと不器用なので、できるようになるまで色んな工程でつまづきます。で、その

          ザッハトルテ

          私が習っているフランス菓子店では、師匠が作るのを見て覚えるデモンストレーション形式をとっています。それが1番見ることに集中できるから、とのこと。なので、とにかくよく見て、質問して、忘れないうちに自分で材料を揃えて家で再現します。そして出来上がったものを持っていって合格を貰えるまで何度も作り直します。 毎回、自分でやってみると「簡単に見えたのになぜー?!」と壁にぶつかります。うまくいかなくて何度も何度も作り直し…材料費もかさんで、苦しい。。でも、今までこんなに繰り返し同じもの

          hiyoriのお菓子

          はじめまして、この度noteを始めました。 小さい頃からお菓子作りが好きで、現在は神楽坂にあるフランス菓子店でお菓子屋開業に向けて日々勉強中です!! 「はじめてのお菓子作り」は母と一緒にレモンクッキーの型抜きをした記憶。ふんわり甘いバターとほんのりレモンの香り、焼けるのを待つわくわくした気持ちを今でも憶えています。 なるべく無添加で、安心できる材料で、心をこめて手作りする。食べると優しい気持ちになれるお菓子を届けたい。 その夢を叶えるため、2020年オープンを目指します。