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クトゥルフとかなんとか(インスマスの影)


グレートオールドワン。アルテミットワン。
なんたらワン。うんちゃら・かんちゃらワン。
犬の擬音と同じくせに、こうもかっこよくきこてしまうのはなぜでしょうか。日本語でも英語でも「ナンチャラ・ワン」とつけば強大で圧倒体な存在だ、とたちまち分かってしまうのはなぜなんでしょ。あれ、これ私だけかしら。

というくだらない話から本文に繋げてしまいますが、最近クトゥルフにハマりました。正確には今までクトゥルフの入り口につったってたんですが、ようやくぐり、アマゾン探検隊よろしく探検中です。(ちなみにオールドワンはクトゥルフではなくゲームのキャラです)

昔からインド神話やら神話系にはなぜか惹かれて授業中に電子辞書で神々の名前を片っ端から調べてみたり、尖りに尖りすぎた神を見つけてはしゃいでいた時期もあったのですがクトゥルフも例に漏れずおもしろいです。

クトゥルフをすごく簡単に説明すると20世紀に創作された架空の神話で、コズミックホラーを主題にした小説のことです。ちょっとおもしろいところが世界観を共有していろんな作家さんが新たな神や生物が足されており、シェア型文学みたいになっているところですね。いわゆるSCP財団みたいな感じです。

太鼓の地球を支配していたが、やんごとなき理由で姿を消していた強大で異様な者たちが現代に暗躍します。得体が知れず、理屈は通じず、立ち向かう意思を挫く脅威の存在。宇宙の未知はロマンであり、恐怖の源でもあるが故の興味をそそられるクトゥルフとな。

ホラー話を読んでも廊下の電気はつけないで歩けるし、物音にびびることはなくなりましたが読んでいてじっとりとした嫌な影を感じる一冊です。

そんなわけで読破しましたらまた感想書きます。


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