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#13羊の徒然言『コオロギについて』

こんばんは。6月からちょっとした学校に通い出したのですが、同時に2つのことをできない私は、今回も例外なく学校の授業で精いっぱいで結果書きたい小説が全く欠けなくなる苦悩に頭を抱えております(笑)


でも、目に入ったもので興味をそそられるとすべきことそっちのけで飛びついてしまうんですが……

で、この前目に留まったのは近くの公園を歩いていたとき、目にした「コオロギ」
ぴょんぴょん跳ねるその子を追いかけていたら、いつの間にか見失っていたのですが……

 「コオロギについて知りたい!」
なぜか唐突にそう思い、図書館でコオロギについての本を読みふけっていました。

※虫関係が苦手な方はご注意ください。

というわけでここ5日くらい頭の中はコオロギだらけ。
コオロギの生態、生殖機能、学習能力、免疫、人間とのかかわり……

「へえ、そうなんだ!」と学ぶことが多くて!酔った勢いでちょっと共有させてください。

※苦手な方は、お手数ですが戻っていただいて

コオロギの語源


 コロコロと鳴るの動詞「ころろく」の名詞形「ころろき」を鳴く虫に当てたのが語源と考えられる。(三戸太郎説)
「ころろく」を辞書で引いてみると……擬声語の「ころろ」の動詞。こころ音をたてること。声がかれてのどが鳴ること。

コオロギと寿命


生き物には、個体それぞれの生理的寿命があります。人間だったら(男女差はありますが)だいたい100年前後。ゆくゆくは、人間130までゆうに生きられるそうですが。
蝉だったら、7日間。ハムスターは、だいたい2~3年。猫や犬は17,18年くらいですかね。
コオロギは、だいたい1年ほど。成虫になってからは1か月ちょっとだそうです。
話は、かわって生物においてあくまで健康を保ったうえでのカロリー制限は寿命を延ばすという報告がネイチャーコミュニケーションズという雑誌で発表されたようです。(2009)
けっれど、2012年に「カロリー制限には優位な寿命延長効果を見いだせなかった。」との報告が上書きされるがごとく上がったようです。

どっちなの?!

”栄養不足のない食事制限は多くの生物種で寿命を延ばし、加齢疾患の発症を遅らせるようです。それは人間にも適用されるらしく、食事制限によって、長寿にはなるけれど、全体のカロリーというわけではなくて、特定の栄養素を制限することがその効果を実現するのだそう。その栄養素は「インスリン」!

インスリン
血糖を下げる働きのあるホルモンのひとつ


コオロギにもインスリンは分泌されているらしく、ではそれを抑制させたらどうなるか。どうなったと思いますか?一般的なコオロギの身体よりもひと回りふた回り小さくなり、そして寿命が延びたようなんです。不思議ですねー。

コオロギと学習能力

学習
経験に基づく行動の変化

人間含めた生物は、今までの経験が繰り返されることで、その行動が強化(癖になるみたいな)されていく……といったところでしょうか。

酔っぱらいが書いているので、いい加減な説明で失礼します。パブロフの犬で調べると高尚な情報がでてくるかと……(笑)

 私が話したいのは、コオロギに何かの刺激を繰り返し与えると、それを学びうるのかということ。
コオロギに対して、ペパーミントやバニラなどなどの「匂い」を用いて実験を行ったというもの。
するとコオロギは、自分の好きな匂いのところに多くとどまることが判明し、それを4回訓練させると、その記憶は1日後も保持されたそうなんです。
ヒトの脳より10万分の1ほどの神経細胞のコオロギもちゃんと生きてるんだなあとなぜか愛おしく感じた次第です。

そんなコオロギ。食用としても用いられることがしばしばありますよね。
「イナゴは食べたことがあるけど、コオロギはないな」とふと思いました。

愛しいコオロギ、今度食べに行ってみようと日本で食べることができそうなお店を調べ始めたひつじでした。


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