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ケーキを買う。お金を稼ぐ。見て学ぶ。
執筆日:12月11日
人はお金の使い方をどう学ぶか。
お小遣いをもらって実際に買ってみる
バイトをして自分で稼いでみる
実際に稼いで、実際に使うことで、「お金」というものを学ぶのが普通なのかなと思う。
だけど「お金」について学べる方法がもう一つある。
人の使い方を見ること。人の稼ぎ方を見ること。
だって見ないと知れないよね。
で、一番身近でお金を稼ぎ、使っている人といえば親である。
だけど親のお金の使い方をあまり知らないのが実情だ。
「うち、お金無いから」
「仕事で部下が遅くてさ」
「こどもはお金のことを知らなくていい」
これらを言われて育った子供は、どんな大人に育つだろう?
「お金って人を不幸にするんだ」と極端な考えが湧くことは少ないかもしれないけど、いい印象は持たないのは確かである。
僕がお金に触れるのは大分遅かった。
高校生になってやっとお小遣いが出た感じ。
それまで遊びにお金を使ったことが無い。
で、お金に関してのネガティブな言葉もたくさん聞いてきたから「お金は使ったら無くなってしまうもの」みたいな思考が付いていた。
だけど実際、お金って怖いものではない。
確かに使ったらお金は無くなるけど、その対価として経験をもらっている。
その経験を価値にしてお金を稼げば、お金は返ってくる。
というのが最近分かったこと。
でね、本題はここからで、「最初からお金の使い方を見せてくれれば、こんな遠回りしなくて済んだのではないか?」という話である。
実際に使ってる姿を見せないで、「うち、お金無いから」と謙遜したことだけ言われると、「ほんとにお金無いんだ」と思うのは当然だ。
そうじゃなくて使ってる実際を見せること。
これを買うのは生活のため。
これに払ってるのは保証のため。
これを選んだのは気分が上がるから。
こんな感じで見せてくれれば、「お金は巡ってるんだな」ってのが自然とわかる。
あとは人に話すことで、アウトプットにもなる。
なんとなく買ってたけど無駄かもしれない。
これよりもこっちの方が安くて質がいい。
やっぱりこれ買ってよかったな。
お金に対して嫌悪感を拭うことができる。
これは親目線で書いているけど、僕の読者は子育て世代では無いと思う。
だって僕がまだだもん。
とは言っても、表現者ならば、人を教育する立場になることだってある。
その時、気の利いた一言を言えなくても、自分の思考や行動を見せることで何かを感じてくれる人ってのが必ずいる。
いつも「お金無い」って言ってる父親が、家族のためにケーキを買いに行くのを付き添った話から学んだこと。
もっとわかりやすく見せてくれよな。
でも、今だから理解できたのかな。
ということで終わり!読んでくれてありがとう。スキやコメントよろしくね。
じゃあ、また。
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