【都会で始めるコンポストの提案①】微生物カフェにコンポストを置く理由
こんにちは、微生物カフェHITONAMIです。
現在カフェには2つのコンポストを設置していて、お店で出た生ごみを土に返しています。
そもそもコンポストって?
最近よく聞く「コンポスト」辞書によると、
となっています。
カフェでは、毎日野菜くずやかつお出汁を取った出がらし等の生ごみが発生します。
それらの生ごみを、枯れ葉などを混ぜ合わせて発酵・分解させ、有機物を肥料として再利用する装置を「コンポスト」と言います。
では、どうしてHITONAMIでコンポストを置いているのか、それにはHITONAMIのこんな思いがあります。
HITONAMIが目指す「循環する暮らし」に合っている
HITONAMIでは、カフェのテーマのひとつに「循環」を挙げています。
「循環」とはどういったことでしょうか?
例えば、雨水を貯め、その水で菜園に水やりをし、菜園で取れた食べ物を調理し、調理で発生した野菜くずをコンポストに入れ土に返し、その堆肥を菜園に使う。
「地球に負荷を掛けることなく、未来の世代に美しい自然を残したい」
「温暖化や森林減少などの環境問題に対して、自分ができることを実践したい」
これからの生き方、地球とヒトが調和する持続可能な世界を身近な所から進めていくことです。
コンポストを作ることで、生ごみなどの有機物を埋め立てることなく、自然循環に戻すことができます。
さらに、有機物を再利用することで、化学肥料の使用量を減らすことができ、環境負荷を軽減することができます。
コンポストは、家庭のゴミを堆肥にリサイクルできる環境にやさしい方法なのです。
家庭で始めるならこんなコンポストがおすすめ
家庭用コンポストを調べると実に様々な種類のものが出てきます。
例えば、下記のようなものです。
【家庭用コンポストの種類】
土中式
土の中の微生物の力を借りて、生ゴミを分解するタイプです。
コンポスト容器を地面に埋めて使います。大量のごみや落ち葉などを処理しやすく、農家などでも使われます。
土の中の微生物が直接分解してくれるので、生ゴミを頻繁にかき混ぜる必要がありません。
デメリットとして、土に埋める場所が必要なため、広い菜園を持っていない方には不向きです。
バイオ式電動生ごみ処理機
生ゴミといっしょに微生物資材を入れ、自動で堆肥化してくれるコンポストです。
コンセントから電源を確保します。温風で生ゴミの水分を飛ばし、微生物が活動しやすい温度をキープします。撹拌も自動でおこなってくれます。
手軽な一方で機種によっては電気代がかかってしまうというデメリットもあります。
段ボールコンポスト
お手軽コンポストの代表として有名な段ボールコンポスト。
通気性と保水性、保温性が高い段ボールを利用することで、空気が好きな微生物を繁殖させます。
コストが低くできるのが特徴の一方で、耐久性が低いのがデメリットです。
微生物カフェHITONMIで使っているコンポストって?
それぞれのコンポストには、特徴やメリット・デメリットがあることがわかりました。
HITONMIでつかっているコンポストは、東京目黒のリノベーション会社
「フィールドガレージ」さんの自分で作るコンポストです。
「せっかく循環型社会を目指すなら。コンポストも自分で作っちゃおう」
「一見コンポストと分からないような、おしゃれな見た目がいい」
そんな思いもかなえてくれるコンポストです。
HITONMIでも、昨年ワークショップを開催しました!
災害時にはトイレとしても利用できる、見た目もおしゃれなコンポストです。
家庭でコンポストを導入する場合は、自分の生活スタイルや使い勝手、環境に合わせて適した種類を選ぶことが大切です。
ぜひコンポストを取り入れてみてくださいね!
ここまでお読みいただきありがとうございました!
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